夢中になりすぎず、自分勝手にならないように。 けどラブちゃんにのしかかられて、身体は更なる刺激を欲してしまっている。 腰をくっと抱かれ、胸板にキスをされる。 ラブちゃんの身体全体で愛撫されているみたいだ。 俺の足に脛が絡む硬い感触が心地よくてゾクゾクと鳥肌がたった。 「ん……はぁ……」 どこに集中していいかわからない。 俺の胸に赤い舌をチロチロと這わすラブちゃんの顔は愛らしいし、すり合わせられるたびに股間も跳ねる。 ラブちゃんの足を割るように内モモに這わせた手の平に伝わる、すべらかな感触から幸せが溢れてくるようで………。 「ふっ……くぅ」 ラブちゃんが尖らせた舌で俺の乳首を弾く。 ピンピンと胸がうずくたび息が止まってしまう。 ラブちゃんの手が腰をなぞる感触にゾクゾクと身体をすくめていたら、だんだんとその舌が首筋を上がってきて……。 またキス……。 と思ったら。 「はぁっっんっ……んんっ……！」 ラブちゃんが太ももで俺の股間をスリスリ。 「日置の……海パン越しでもわかるくらい押し返してくる」 ニッコリ笑顔は無邪気で天使すぎるのに……。 急いで海パンを脱いで、さらにインナーパンツも脱ごうとしたら止められてしまった。 「あ……」 パンツ越しに上からクニクニと揉まれる。 「すげ…パンパンだ」 「っ………！」 「形もはっきりでてるし、中がヌルヌルになってるのもわかる」 遊ばれてる。 恥ずかし過ぎて言葉が出ない。 「あ……フツーの下着と違って水の通りが良くなってるから……簡単に染み出してくる……」 「ぁふぅっ……！」 爪でモノの先端をクシュっと軽く引っ掻かれた。 いきなりの快感に息が詰まる。 化繊の布越しの堪らないくすぐったさがそのまま快感になってしまっている。 足がビクビクと暴れて抑えられない。 「ちょっ……んぁっ！！んっあああっ！」 クシュクシュとした快感が強すぎて涙が出てきた。 「あ、すげ。ホント形がさらにくっきり。中でチンコがビクビクしてるし……エロ……」 「ぁっ……ぁっっ……ちょっ……もう、爪はっっっっ！！」 ビクンビクンとさらに激しい快感に刺し貫かれた。 いきなりの刺激にわけがわからなくなる。 両手でモノをガードすると、咎めるようにイタズラな目で睨まれ、優しく手を剥がされた。 「ぁあ……っ！あっ……ンァ……！もっ……も……やめ……」 さらにくすぐられ、突き刺すような鋭い快感に息も絶え絶えだ。 「んァ……くすぐったい！」 「くすぐったいとか言いながら、チンコガチガチだぞ？お前、オレにこんなエロいパンツはかそうとしてたのか」 ハイ……そうです。 そして、俺がラブちゃんにこういうコトをしたかったのに………。 ああ、妄想ではラブちゃんがくすぐったさに可愛く身をよじって『ん……ぁああん！もうやめろよっ』なんて言っていたのに……。 ガチガチになったラブちゃんのモノをインナーパンツの上からパクリ、ガジガジと甘噛みして『ぁ…ぁあっ……日置……も…ぅ……オレ……イク……！』なんて言われ……。 んっ……ひっ……くぁっ……！ なんでこうなったんだ……。 ぁひぁ……さらにラブちゃんに指で先端をクニクニいじられ、パンパンなところをスネでずるりとこすり上げられ……。 もうガマンができない。 「……ラブちゃん、もう……直接お願い」 鋭い刺激じゃなく、温かく優しい快感が欲しい。 みっともなく懇願して、自分で下着を引き下げラブちゃんの手を中に導いた。 「ガマンが足りないなぁ」 情けないけど我慢なんかできるはずなかった。 ラブちゃんの手に腰をすりつけると、ちょっと意地悪な笑みを浮かべながらも直接俺のモノにさわってくれる。 心地よい手の感触に思わず『はふ……』と息が漏れた。 「ん……はぁ……」 ラブちゃんの体温が愛おしくて、何も考えられずに何度もキスをして強くぎゅっと抱きしめて。 やっぱり俺はすぐに独りよがりになってしまう。 そんな一瞬の反省を感じ取ったのか、ラブちゃんが少し身体を離し膝立ちで座った。 そして仰向けの俺の脛を持って軽く開くと、見せつけるように俺のモノをやわやわクニクニと片方の膝を使って刺激してくる。 「はぁっ……お…おヒザっ……」 あの、愛らしいおヒザが……おヒザが……。 俺を魅惑してやまないラブちゃんのおヒザが、こんなイケナイ悪戯をしてしまう日が来るなんて。 「痛い？」 「ぜ……全然……優しい」 やわやわとなでるようにおヒザがすべるのがもどかしくて、つい自分からこすりつけそうになってしまう。 「そ？んじゃ、もーちょっと」 「ぁあっ……あっ……あっ……！あっ！」 優しく、そして時々グイグイッと俺のモノを押し上げてくるラブちゃんの硬いヒザ……。 しっかり起立した自分のモノが弾かれて滑る。 突き抜けるような快感に頭がおかしくなりそうだ。 そこにまたヒザを押しつけられて……。 こんな……こんな……。 俺の想像じゃ『自分勝手にサカって嫌がられ、ヒザを打ち込まれる』なんていう悲しいイメージしか持ててなかったのに、ラブちゃんのおヒザに愛撫される日がくるなんて。 天使の愛は無限なのか……。 必死に手を伸ばして俺のモノを刺激するラブちゃんのヒザをなでる。 あ……ラブちゃんのおヒザが……俺のモノから染み出た液体で濡れている……。 なんて……なんてことだ。 はぁああ……堪らない。 頭が痺れる。 直接的なヒザからの刺激はもちろんだけど、オモチャででも遊んでいるかのようにニッコリ笑っておヒザをクイクイ動かすラブちゃんが……。 可愛い……エロい……愛おしい……。 「ん…んぁ……はぁ……ラブちゃんっ……はぁ……もう……」 さっき独りよがりはダメだと反省したばかりだったのに、我慢出来ずに自分から腰を動かしてラブちゃんのヒザにすり付け始めてしまった。 するとラブちゃんはサッとおヒザを離してしまい、戸惑う俺にチュチュっと軽くキスをする。 俺の欲望は宙ぶらりんで、大混乱だ。 それでも身体を起こして夢中でラブちゃんの唇をむさぼった。 溜まった欲望をぶつけるように、ラブちゃんの口に舌を差し込み粘膜をなぞる。 柔らかで滑らかな感触に脳が沸騰しそうになった。 なのにまた突き飛ばすように押し戻され、俺は積んだ布団の上に仰向けに倒れてしまった。 ヒザも唇も、夢中になるたびに取り上げられて、混乱でまた涙目になる。 「……なんで……」 「お前、あのままイクつもりだっただろ。そんなの勿体ない」 「も……もったい……？ラブちゃんの愛らしいおヒザでなら俺は何度だってイケるよ！」 「……『おヒザ』って言うな。なんか恥ずかしい。しかもサラッと絶倫自慢」 「ふっ……ふぁっっ！！」 ラ……ラブちゃんが片方の足の裏で俺のモノを……。 「ふふっ。びっくりした顔。冗談だよ、踏み潰したりしないって」 ……いや、踏み潰したりっていうか、むしろフンワリと足の裏を当てられて……。 「ん……はぁ……はぁ……」 まずい、期待で呼吸が……。 「ひゃっ……日置っ、くすぐったい！」 ダメだって思うのに誘惑に勝てず、なだらかな土踏まずに先端をこすりつけてしまった。 たまらない満足感と、やってしまった感で頭がグルグルしている。 けど、やってしまったものは仕方がない。 『ごめんなさい。でも、超気持ちよかったです』そう目で語ってみた。 「もー。そのウルウルした目はなんだよ……」 ラブちゃんがちょっと困ったように微笑む。 そしてはぁっと小さく息を吐いた。 「しょうがないなぁ」 俺の反省が伝わったのか……とちょっと安心したところに、ラブちゃんがまさかの……。 いや、本当はかなり期待していたけれど。 足で俺のモノを……。 ああああ………。 ラブちゃんの足裏がっ……直に俺のモノにっっ！ 「ん…あ……けっこう難しい」 「はっ……はぁあっっっっ……！」 動きはたどたどしい。 けど、上手いか下手かなんてどうでもいい。 ラブちゃんの足裏でモノをこすり上げられてるという、この状況自体に興奮する。 「あ…はふ………はぁ……っ」 土踏まずやかかとの凹凸からくる予測不能の刺激がたまらない。 あ…ああ……ぁあ…あっ……。 くりっっと押し付けられたり、ズルリとなであげられたりっっっ！ はひ…はぁ…い…イイっ……んはぁ…。 これが……これが……これが……。 これが……これが噂に聞く足コキというやつなのか。