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日置くんはカマって欲しい?10/日置くんはマグロ丼

ドスン! えっ……。 天使降臨?? スカートを翻してロフトからラブちゃんが飛び降りて来た。 そして、また勢いよく布団の山にボフっと突き飛ばされる。 ぐるんと視界が回って目の前にはラブちゃんのニッコリ笑顔。 目を白黒させている俺に、さっきと同じようにのしかかってきた。 「ラブちゃ……んん???」 深く口付けられ、さらに混乱が増す。 「一回イってるし、また前戯からなんてまどろっこしいことしなくても大丈夫だよな?」 キスをしたまま、滑りをまとった指がやや強引に分け入って来る。 ……そうか、アレやコレやを取りに行ってくれていたのか。 「力抜け。日置、お前はデキる男だろ?」 「ふぇ……は、はい」 言われるまま力を抜けば、またぐぐっと指を増やされた。 「は……ぁはぁ……」 脱力しようと集中するけど、ラブちゃんに舌で口内をなぞられて気が散ってしまう。 ……けど、そっちの方がいいのかもしれない。 はうぁぁぁぁ……ラブちゃんのキスは何でこんなに気持ちがいいんだろう。 ラブちゃんの背中に手を這わし、頭をなぞる。 「ラブちゃん……かわいい」 「うーん……写真じゃ可愛いんだけどなぁ。さっき鏡見たら、やっぱすげぇ間抜けだったぞ……」 困ったように眉をしかめる様子も可愛いくて、俺はフッと笑ってしまった。 ラブちゃんの指がぎっちりと埋める部分もじんわりと緩んでいるのがわかる。 「日置、脱がせて」 「え……」 ラブちゃんの肌に直接ふれたいとは思うけど、生肌はさっき川でそれなりに堪能したし、まだこの幼児…… いやコスプレ姿を見ていたい。 俺はスカートに手を差し込んで下着だけを脱がした。 密着しているから、脱いでいるところがあまりよく見えなかったのが残念だ。 そのまま遠慮がちにスカートの中のラブちゃんのモノをさわってみる。 は…はぁ……。元気だ。 密着する身体にクリクリと固いモノが当たっていたからわかってはいたけど、やっぱり直にふれると感動する。 それに……幼児風なスカートの中に手を差し込みクチュクチュと秘部をさわるというのはなんともイケナイことをしているようで……。 はぁぁぁ……。 ロリ嗜好など全くない俺を禁断の世界へと(いざな)う背徳の天使……。 「ん……はぁ……。日置、やる気満々なのは嬉しいけど、着たままだと衣装汚れるから」 熱い息が俺の耳をかすめる。 ラブちゃんが俺の手に反応してくれるのが嬉しくて、ついつい夢中になってしまっていた。 「服は……洗えば大丈夫だから気にしなくていいよ」 「え……?このまましろってこと?」 ガクガクと頷くと、思案するようにラブちゃんが視線をちろりと上げた。 「んー。ま、いっか。ココもそろそろ大丈夫そうだし、入れるぞ?」 片足を持ち上げてガッパリと開かれ、恥ずかしさに頭がショートしそうだ。 ぐいっと押し込まれる熱い感触で緊張が襲ってきて身動きが取れなくなってしまった。 「あふ……まだちょっとキツい。少しづつ動くから緩めて」 「ふぅっ……う、うん」 頭が全く回っていない。 とりあえずラブちゃんの言葉に頷く。 そして少し遅れて言われた内容を理解した。 俺をぎゅっと抱きしめてラブちゃんが腰を進める。 顔の横にラブちゃんの頬があり、肩に熱い息がかかる。 手を伸ばせば、太ももにふれることができた。 ……はぁっ…はぁぁぁっ……。 この手触りっっ……。 身体のふれ合っているところが熱いのに、太ももの後ろ側はひんやりと感じる。 それが俺の手に撫でられ温まって……。 ん…はぁ……中もかなり楽になってきた。 ラブちゃんが身体全体を擦り付けるような優しい動きをしてくれているから、強張りが取れるのも早い気がする。 のしかかってくる重みが、そのまま今の俺の幸せの重さのようだ。 「ラブちゃん、もう大丈夫。好きに動いていいから」 「へ……?」 俺の肩に顔を埋めるようにしていたラブちゃんが顔を上げた。 トロンとして色っぽい表情だ。 ……あ。なじませるようなまったりとした動きでも、気持ちよくなってくれてたのか。 ポヤンとした表情のラブちゃんはエロ可愛く、俺がこんな顔をさせてるんだという感動で心と身体が熱くなってくる。 けど……あれ……? ラブちゃんがモデルを頑張ったご褒美って言っていたはずなのに、俺は足コキしてもらっている間も、今も、身をすくめているだけで何もしていない。 これは、男として頑張りどころじゃないか……? えーっと。 絞めすぎてしまわないように気をつけて、う……動く……。 下からだと難しい。う……ぎこちない。 そして、中にラブちゃんのモノがグイグイ当たってきつい。 ……違う。 なんか……違う。 「う…ぅゔ……」 苦しい……。あ、動く方向が悪いのか。 ええっと……。 「……なに?動けって催促してる?」 ふふっと笑って、ラブちゃんが体重をかけながらグイっと奥まで突いた。 「う…ぐっ……く…」 俺の動きとタイミングが……。苦し……。 「あ……ちょ!もう、お前動くなよ。サカリすぎ」 それでも頑張って動いてみたら、腰をつかまれ止められてしまった。 「ガツガツしすぎだって。ちょっと落ち着け。そんな動かれると、ぶつかるし、抜けるし、すげぇ邪魔」 ……邪魔。 じゃあ、俺はどうすれば。 「もう、そんなしょんぼりした顔するなよ。息が合ってきたら好きに動いていいから、とにかく馴染むまで少しじっとしてて」 俺を慰めるようにチュッとキスをして、ラブちゃんはまた動き出した。 じっと……。 そんな……俺がしてもらってばかりで本当にいいんだろうか。 「ふはっ。日置、いつまでしょげてんだよ。少しの間じっとしてくれてればそれでいいんだって。あとは細かいこと気にせずにな?ほら、気持ち良くなるコトだけ考えて」 顔をくしゃっとさせて笑いをこらえている。 ああ……ラブちゃんはやっぱり心が広い……。 じっとしてます……。ラブちゃんがいいと言うまで俺は。 あ、いや、息が合うまでって言ってたっけ。 じゃあ、ラブちゃんの呼吸をしっかり読んで……。 「なんで、しょげたり、笑ったり、真剣な顔したり百面相してんだよ。オレを笑わせたいのか?細かいこと気にすんなって言ってるのに。……ほんとアホ可愛い」 可愛い……? 褒められてるのか? でもラブちゃんはフヒャフヒャと笑って、色っぽい空気が全くなくなってしまった。 これは……どうすれば。 あ、じっとしてなきゃいけないのか。 ……とにかくじっと……。 「ふはぁっ!そこまでガチガチに固まらなくっていいって。冷凍マグロすぎるっ。もー!日置、笑わせるな」 「いや、笑わせるつもりは……」 「うんうん、わかった。とにかく力抜いて自然にな?」 俺の腰を抱いて、緩やかに密着させた身体全体を擦り付けてくる。 力を抜いて、揺られるに任せ……。 ラブちゃんの半笑いが、だんだん無邪気に公園の遊具で遊ぶ子供の笑顔に見えてきた。 キャンプ場の片隅で、天真爛漫にイケナイ遊びをしているラブちゃん……萌える。 あ…ぁあ……あ……力を抜こうと頑張るよりも、ラブちゃんに萌える方が簡単に余計な力が抜けていく。 強張りが取れれば、ふれる肌と肌から体温が混じり、一つに溶け合っているのが感じられた。 ラブちゃんのリズムで揺すられるに任せ、チュクチュクと絡み合うようなキスをしていると、まるで風呂にでも浸かっているように心地よくなってきた。 頭の中もうっすらのぼせたようにぼーっとしている。 「はぁ……」 「少しは落ち着いたか?」 こくんと頷きながらも、エッチの最中なのに落ち着かされる自分が少し情けなかった。 けれど、そんなことを気にしている場合じゃない。 こわばりが取れれば、今度は緩やかに中を擦りあげられる感触で、次第にココでの快感を思い出す。 もちろん中だけじゃない。 ラブちゃんの身体が擦れたことで身体じゅうがすっかり高まっている。 熱い手で愛撫されれば……。 「んっ……ぁ」 声をこらえきれないほど敏感になってしまっていた……。

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