「じゃ、もうお前のコトとか気にせず、気持ちよくならせてもらうから」 「っっ……！」 気にしないなんて言いながら、首筋をキスでなぞり、乳首を転がすようにこねて指で弾く。 キスの甘い刺激と胸への電気が走るような刺激。身体が勝手に快感を思い出し、期待に震えた。 「……あっ……ぐぅ……」 ラブちゃんが俺の足を軽く押し上げ、中の浅いところを素早くこすりあげていく。 「……っっハァ……」 ジュンと湿り気を帯びた熱が一気に集まってくる。 ……ぁ……ヤバイ。 このままされたらいきなり気持ちよくなってしまいそうだ。 いや、気持ちよくなっていいんだけど……。 「んぐ……ん」 動くなって言われているのに腰が逃げる……。 ぁふ……でも、じっとしてたら中の熱が全て快感に変わってしまいそうで落ち着かない。 うっ……足をさらに持ち上げられて……ううっ…… 逃げにくい。 いや、逃げなくていいんだけど。 ……くぅうう……いやだ……やっぱり逃げたい。 「う……ぐぅぅ……。っはぁ……ラブちゃんっっ！そのっ……さっきから色気のないうめき声ばっかり出してごめんなさい」 「……あえて気づかないフリしてたのに言うなよ。お前、さっきから絶対オレを笑わせようとしてるだろ？」 「い……いや、そんなこと……はっっくぅん」 がっくりと頭を垂れながらも、ラブちゃんの動きは止まらない。 小刻みな動きに中だけでなく、脳内までかき回されているみたいだ。 「んぁ……そこばっかり……ちょ… …んぁ……ぁぁぁぁあっ！」 「だめだ……喘がれたら喘がれたで笑える……」 うう……色気がなくてごめんなさい。 心の中で謝りながら、しっかりと膨らんでしまった快感に堪えビクビクと震えた。 「ん……はぁっ……」 俺と違ってラブちゃんの吐息は荒くても色っぽい。 顔はまだ少し笑ってるけど。 「日置、少しは気持ちいい？それとも辛くて震えてるの？」 「ぅ……んぁ……大丈夫っっ」 声を出せばまた変な喘ぎを漏らしてしまいそうで、とりあえずそれだけ言った。 「大丈夫って……ま、いっか。できるだけ早くイクから我慢しろ」 「んっっ……」 ふるふると顔を横に振る。 違う、充分気持ちがいいし、喘がないように我慢しているだけだ。 「えっ、我慢できないほどキツイのか？あぅ……ゴメン。急ぐし。すぐだからちょっとだけ我慢な？」 ああ、誤解させてしまった。 けど、大きく足を割り開かれたこんな状態で『気持ちいいので焦らずじっくりしてください』なんて恥ずかしくて言えない。 ラブちゃんが体を起こして座り、ぐっと根元まで押し込んだ。 ……深い。 これは少しキツイかも……。 と思ってラブちゃんを見ると。 ああああ……汗で髪を濡らし、少し必死な顔で腰を動かすラブちゃん……。 それだけでもキツさを忘れ、気持ち良くなってしまうのに、それに加え幼女的スカート姿がはっきり見えて……ヤバい。 結合部分はスカートの中に隠れているのに、そのスカートの上に俺の……俺のモノが……。 ヤバい……。 この眺めはヤバい。 あああ……ごめんなさい。 無垢な天使に俺はなんてことをさせているのか。 けど、その背徳感が……ぁあっ……もう！ ん……ぁ……気づいた途端、スカートでサワサワとモノをくすぐられる感触も……。 「ん……ぁっはぁ……っぁあ！」 とにかく視覚刺激がすごい……。 荒い息で早くイこうと必死に快感を追っているラブちゃん。 雄の気を放ちながらも、愛らしいスカート姿。 ぁあああ……ヤバい。この眺めは本当に……。 視覚効果で中までギュンギュンと気持ちよくなってしまう。 ハァ……ハァ……頭がしびれる……。 ラブちゃんより先に俺がイキそうだ。 「ンァ……ぁああっ……！ラブちゃん……かわいいっ」 「はぁっはぁっ！なんだそれ……。も、イクし、はぁっ……も、すぐな？」 追い込みをかけるようにラブちゃんが動きを激しくした。 その刺激で俺の中と頭がさらにグチャグチャにかき回される。 もう……イキたい。 一緒にイケそう……。イキたい。イキたい……！ 「ん……んはぁっ。イクっ……出る！」 グッと強く押し込まれる。 さらにグッグッと数回押し込まれた。多分イってくれているんだろう。 俺は無意識で自分のモノに手をやっていた。 「んんんっ……ぁあふ……はぁっ……！」 全体を適当になぞっただけでイケた。 快感に震えながら雫を飛ばす。 ぁ……。 ス……スカートに……。 濃いピンクのスカートが濡れ、色がさらに濃く沈んだ。 お……おおお……。 俺は幼い天使を欲望で穢してしまいました。 ごめんなさい。そしてありがとう。 っぁあーーー。 ラブちゃん、本当にありがとう。素敵なものを見せてくれてありがとう。 はぁっはぁっ。 イったら冷静になるはずなのに、いろいろ視覚的にヤバい……。 今日は賢者への道が遠いな。 クッと腰を引いてゾロリとモノを抜き出し、ぺたりと座り込んでスカートをまくりゴムを外すラブちゃん……。 そしてティッシュでモノをふきふき。 はぁ……っ可愛いっっ。 成人男子とは思えない犯罪的可愛さだ。 いや、しっかり二十歳すぎてるラブちゃんがこんな愛らしさを見せてしまうというところがたまらないんだ。 はぁぁあああ……。 倒錯的な愛らしさ……。 お手入れを終えたラブちゃんが、布団の山に飛び込んで俺を抱きしめた。 「はぁ……川で遊んで疲れてるのに、焦らせるからさらに疲れた。キツイとか言いながらお前もしっかりイってるし」 「……ごめん」 「いや、謝らなくていいけど。疲れたしちょっと昼寝しよう」 もう六時半を過ぎている。 昼寝というには少し遅い気がするが、汗ばんだ顔を俺の肩に擦り付けるラブちゃんは愛らしいし、目を瞑って寝る気満々だ。 くっついていると熱がこもり、暑くてしょうがないが、それでもこの温もりから離れたくはなかった。 俺より汗をかいているラブちゃんはさらに暑いはずだ。 けどこうやって抱きついてくれている。 ……これって、愛されてるってことなんだろうか。 そんな気がする。 もし違っていたとしても、そう思い込んでおこう。 湿ったラブちゃんの髪を撫でると、目を瞑ったまま嬉しそうに微笑んでくれた。 幸せだ。 泣きそうなくらい幸せだ。 早くもラブちゃんは寝息を立て始めた。 本当に疲れてたんだろう。 俺も眠ろう。 とても幸せな、いい夢が見れそうな気がする。