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日置くんはイケている18
うっ……日置が開けたクローゼットの扉の裏にデッカいオレの写真を貼ってるじゃないか。コレはめちゃくちゃ恥ずかしい。
夏のキャンプのときのか?一見健康的だけど、水に濡れてなんかエロい気もする。
ベッドに座ったオレに日置がフォトブックを差し出す。
これを見ろってこと?
う……うわぁぁ表紙のハートの中にオレの顔が……もうこの時点で恥ずかしくて死にそうだ。
ぺらっとめくると想像どおりオレのコスプレ写真が。
よく見ていると思われる一番開きやすいページにはミニスカで四つん這いのオレ。
次に開きやすいページにはスカートを捲り……すぎてないか?これ……えっ?フォトブックってネットで発注するんだよな?
あああああ……コスプレだとあまり自分のような気がしないとはいえ、やっぱりノリノリなエロポーズは恥ずかしくて見てられない。
「フォトブックではこれが一番お気に入りで、あとフォトブックにできないのはクリアファイルに出力をまとめてて……『ラブエロス3』これが悶々としてる時に一番お役立ちのヤツ」
ラブエロス……?
しかも3ってなんだ。さっきのフォトブックも3だったな。何冊作ってるんだ。
日置は気まずそうなのに、少し嬉しそうにも見える。
『ラブエロス3』というアホなタイトルのクリアファイルは、オレがデータチェックしたら絶対NG出すようなチラ見え写真や、なんでそんなエロい表情になったのか自分で自分に問いただしたくなる写真ばかりだった。
うっっ……このコスプレミニスカ写真、夏のキャンプの時のだ。
間抜けな赤いミニスカートで呑気な顔して雲に見立てた布団の山に仰向けで寝転んでるけど、夕日で影が強く入ってるせいで影が入ってなんか股間がくっきりハッキリ。
スカートの裾もギリギリだからガッツリ勃ってるみたいじゃねぇか。
この時オレ勃ってたっけ……?いや絶対そんなはずない。
他も見せパンのパンチラとか……ああ、中にちゃんと穿いてるってわかってるのにかぼちゃパンツのお尻のクシュクシュ感の破壊力は半端ない。
うっっ……この中に混じると普通の川遊びの写真までエロく見えるのはなんでだ?
ううう……アングルの問題か?おかしい。なんでエロいんだ。
くっ……日置めロクでもない写真撮りやがって。
しかもクリアファイルを見てるオレを眺める日置の鼻息が少し荒い。
「……お前……なに興奮してんの」
「いや、だってラブちゃんが俺のベッドでエッチな写真を……」
「お前が見せたんだろ」
「はぁ……写真のエッチなラブちゃんと生の可愛いラブちゃんを同時に楽しめるなんて……!」
「へ……変態」
「変態じゃないよ。写真はちゃんと許可もらって撮ってるし、ラブちゃんはこれからエッチなことしてくれるって宣言してるし、この状況で興奮しない方がおかしい」
うう……確かにそうだけど……。
日置を恥ずかしがらせようと思ったのに、まさかオレの方が恥ずかしい思いをする羽目になるなんて。
「ラブちゃん……ラブちゃん……っっっっ」
甘えた顔の日置がのしかかるように抱きついてきた。
あ……なんかこのガツガツした感じ、久しぶりだ。
最近オレの反応を伺って遠慮がちだったからな………。
って、あう…重い。
ほっぺたとか額にチュッチュ……しかもハァハァ言ってるし、大型犬に甘えられてるみたいだ。
たどたどしくオレのベルトを外すと、綿パンと下着を一気に脱がし、自分はまだボトムス脱ぎかけなのも御構いなしに、すでに硬くなってるモノをオレのモノに擦り付けてくる。
ンァっ……!ちょ…日置の元気すぎ。
硬いモノをこんなグイグイ…んんっ…ぁ……はぁ…クチュクチュなって……すげぇ…くるっ。
オレもすぐ日置に負けないくらいガチガチになってしまった。
ああ、もう。
ハァハァな日置の顔が情けない。
けどその余裕の無さが、オレにとっては可愛いくて……。
はぁ……うん、ツボだ。
日置がプルっと震えて、急に動きを止めた。
「ぁ……も…エッチな写真を見てるラブちゃんで興奮し過ぎてまたすぐイキそうだ……。うくっ……我慢…我慢。でも……我慢の限界ってどこだ?ああ…なんでまだ我慢しなきゃいけないんだろう?」
もう……?早すぎだろ。
でも十日抜いてないって言ってたからな。
食いついてきそうな勢いでオレと唇を合わせ、今度は太ももにねじつけるように必死で腰を振りだした。
自分勝手で無茶苦茶だけど、日置の興奮がオレにも伝染してきて、日置とふれあう部分からゾクゾクと快感が生まれていく。
「んんっ…はぁ……偉いな日置、オレの言葉守ってちゃんと我慢してたんだ?」
とはいえ『抜くな』なんて言ったつもりは全くなかったけど。
「んっ!んんっっ!ラブちゃんが言うから…後で絶対いいことあるんだって……はぁ…ハァッ……!ぁぁ…ん」
オレの太ももにグリグリとモノを擦り付け、小さく震えて切なげに顔を歪めた。
コレが日置にとっての『イイコト』なのか。
必死過ぎてオレのことなんかまるっきり目に入ってなさそうだ。でも、その必死さが嬉しい。
「…出る…っんぁ……ふっァアッ!ハァッハァッ……」
大きく喘いで息を乱す。
そして言葉通り、オレの太ももに濃く熱い液体をドプリと溢れさせた。
日置の精液が太ももを伝う。
くすぐったいけど、温かい湯に浸かるような妙な心地よさもあった。
日置は脱力して気の抜けた間抜けヅラを晒している。
でも潤んだ瞳や上気した頬は色っぽい。
日置のほんのり湿り気を帯びた髪を撫でた。
……はあ……可愛い。
「太ももでイケて嬉しい?」
だらしない笑みが返ってくると思ったのに、日置が愕然としている。
「……夢中すぎて……記憶が…飛び気味だ……。ラブちゃんの太ももで……せっかく生の太ももでイったのにっっっ!!」
そんなにショックを受けなくても。
「んー、じゃ、日置ちょっと横向きに寝て」
イったばかりのフニャチンだけど、そこそこサイズあるし大丈夫だよな。
日置はさっきの反省からか、オレの一挙手一投足を見逃さないようウルウルの目を見開いている。
「は…はふ……」
持って、太ももの間に挟んで……これだけで日置の息が上がってフニャチンもちょっと膨らんだ。
「ラブちゃんっっ……コ、コレっっ?太ももでしてくれるからっっ……自分でさわるなって……??? これ、約束の足コキの代わりだよね?」
いや、だから自分でさわるなとか言ってないし、コレだって完全に思いつきだ。
約束の足コキって…… かなり前の話にそんなこと言ってた気がするようなしないような。よく覚えてない。
けど日置が都合いいように解釈してくれるんならそれでいい。
肩に手を置きニッコリ笑顔を見せると、日置の顔がデレデレと崩れた。
「はぁ……ふ…ふぁ…」
日置のモノの根元を手で支えると、膝上十センチくらいのところに挟んでモニュモニュと動かす。
たどたどしい動きだけど、日置はくしゃみでも我慢するようなフガフガした顔で浅い息を繰り返している。
そして、目は自分のモノが挟まれているオレの太ももに釘付けだ。
多分、直接的な刺激より、太ももに挟まれてるってこと自体に興奮するんだろう。
さっき日置が吐き出した液体が足の間に伝ったのでかなり滑りがいい。
ニチャッニチャッという音までエロく感じる。
性的快感とは違うけど、太ももの間のモノの硬くトゥルンとした感触がちょっとだけ気持ち良い。
「んん…ンァはぁ…ラブちゃん……ぁは…ぁ……」
ため息混じりに甘く名前を呼ばれれば愛おしさがこみ上げてきて、じいっとオレの足の間を覗き込む日置の頭にチュッチュとキスを散らした。
「日置、気持ちいい?」
「んっ…んっっ……ちょっと不規則な動きが…すごく…んん……はぁ…たまらない……ああっ…もうハァッ……。ラブちゃん…すき…大好き…」
オレの動きはぎこちなくて下手だと思うけど、それでも日置は顔をしゃくしゃにして快感に耐えている。
すがるようにオレの腕をぎゅっと掴んできた。力強くて逞しいのに、まるで子供みたいだな。
好きって気持ちがそのまま乗った視線を向けられると胸がキュウッとなって、ドキドキして……。
ああ、もう……日置が喜ぶことならなんだってしてやりたくなって困る。
でも、優しくして喜ばせたいって思うのに、同時に無茶苦茶にしてしまいたくなってしまうのは何でなんだろう。
はっはっと浅い息を繰り返す日置の笑顔は泣き出しそうにも見える。
「ぁ…ああ……こんな……ぁあっ……」
男の部分を刺激しているはずなのに、潤んだ瞳で震え、オレの腕の中で子猫のように小さく喘いですがりついてくる日置が愛おしくて、優しく背中を撫でるとその手にもビクビクと快感を示してくれる。
「ぁはあ……ラブちゃんの太ももの間で…イキたいっ……けどイキたくない」
「何それ。どっちなんだよ」
「イキたいけど、イったら終わってしまうから……。ああ…もう。時間ってどうして過ぎてしまうのかな?」
「それがわかったらノーベル賞取れるだろ」
「…ンァ…ぁふっ……ノーベル…物理学賞?」
「……夢中なようでいて、結構余裕じゃねぇか」
やや強めに太ももを擦り合わせると、日置が震えながら胸にしがみついて来た。
「ぁ…あ…ちが…ん…!やめっ…ほんと、うっかり出るからっ!」
いくら溜まってたって言っても、さすがに三連射はキツいだろうな。
「じゃ、一回クールダウンする?」
「う……あう…う…やっぱりラブちゃんのこのクニュプニな内ももに挟まれてイキたいですっっ」
「大丈夫か?体力とか……」
出すとそれだけで結構疲れるからな。
「ラブちゃんの内ももでイケるならっっ一週間寝込んだって構わないっっっっ!」
「どんだけ体力ないんだよ」
「……本当はあと三~四発くらい余裕でイケそうな気がしてる……」
いや、それはオレが付き合いきれないから。
グッと日置に太ももを押し付けると硬いモノがニュルンとさらに深く太ももの間に埋まった。
しっかり挟んで太ももを擦り合わせると日置がビクビクと腰を揺らす。
「あ…ふぅっっ…ふっっ…ふぅぅっっっっ!!」
ギチギチとオレを抱きしめ、下手に腰を動かしてモノが抜けてしまわないよう必死で耐えている。
背中を撫でるとびっしりと汗が浮いていた。
熱に浮かされたような表情で綺麗な形の目を細め、甘えるようにオレの胸を撫でてくる。
くらりとするほど可愛くて、喘ぐたびにチロチロとひらめく赤い舌を優しく吸い上げた。
「あふ……ンァ、あひ…好き…ラブちゃん……可愛い… 気持ちいい…わけわからない…も…ダメだ…」
我慢しようとしているのか、子供みたいにうーうー唸り始めた。
「はぁっ……ぁ…ぁ…ラブちゃん…イッていい?イッていい?」
上ずった声で聞いてくる。
なんで確認するんだ。
だけど必死な目が、本当……可愛い。
「よしイけ」
「んっ…んんっ…!!!!!!」
しがみつく手にグッと力がこもり、プルプルと震える。
「ぁふぅ…ハァッハァッッ……!!!!」
ももの間で膨らむような感覚があり、ドプッと熱く濡れた。
漏らしてしまった時の感触にちょっと似ている。
日置は脱力し魂の抜けたような顔だ。
……ああ、オレがこんな風にしたんだなぁ。
なんとも言えない達成感があった。
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