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第3話 R18

「おい!重いし、食事中!」 先輩が僕を押し返そうと腕を突っ張る。 「退け!ダメだから!」 先輩、顔が真剣だぁ。 んふふ。簡単には押し返せないように体の動きを封じ込めてある。なにより僕の方が上背も重量もあるし。 しかも今日は金曜日。時間はたっくさんある。 「志摩っ…んん!」 唇を押し付け乱暴にキスをする。 ちゅっちゅっと大きなリップ音をさせ、ちらっと先輩を見て、一旦唇を離した。 「やだって言ってる…志摩ぁ」 頬をピンク色に染めている。 自分の指を先輩のそれと絡め、キスを続けた。 「…んっ…」 先輩は空いている手で僕の背中を叩く。 「バカ志摩ぁ!お前俺より20キロ重い…んんー!」 あーもう!ちょっと口を解放するとすぐこれだ。 でもね先輩、力が入ってないですよ? よりディープなキスを始めていく。 口の中を丁寧に蹂躙していくが、文句が出たので体を少しずらして、直に先輩の体に体重が乗らないようにした。 そして先輩の歯列を丁寧に舐め、上顎も心行くまで堪能する。先輩は、ずれた眼鏡もそのままにギュッと眼を瞑り、僕のキスに少しずつ応えようとしていた。その可愛いらしさに僕の熱が一気に加速しだす。 (ガマンガマン…1、3、5、7、11…) 素数を唱えて冷静さを取り戻しつつ、しつこくキスをした。 「はん、、、んっ、」 キスだけで顔が蒸気し、うっすら開いた目には涙が滲んでいる。 「先輩…可愛い…好き…」 僕の人差し指で先輩の上唇を押し上げれば先輩の舌がそれを舐める。口に含みちゅうっと吸いあげられ、僕はその気持ちよさに背中がぞくっとした。 続けて中指も先輩の口の中に入れ、今度は指で口腔内を撫でる。 開いた口の端から光る粒が零れ、糸を引く。 指はそのままに、先輩の耳を口に含み食む。 「ああんっ、、待ってぇ…」 耳朶を舐め、穴に舌を差し込む。 「ふっ、んっ、、」 ねっとりと味わうように舐め、吸い上げる。 先輩は眉尻を下げ白い喉を僕に見せつける。 「あぁん…うン…」 視線を下に移動するとTシャツの裾が捲れていて、先輩のおへそが見えた。 先輩にもっと触りたい。 裾から手を入れ、胸の先端を撫でた。 「あん、、ダメ…そこ…」 「ここ気持ちいいでしょ」 「嫌ぁ…」 誰?この人。昼間の先輩もカッコいいけど乱れる先輩は可愛すぎて誰にも見せられない…。 「先輩、上脱がしますよ」 Tシャツに手を掛けると先輩が僕の手を止めた。 「…ちがう…」 「違いませんよ」 「な…名前で…呼んで…」 あぁぁぁ!名前呼びの許可が!! 「ユキさん…」 耳元で囁いてみた。 「ああン…」 名前呼ぶだけで感じちゃう? 手で口を押さえて可愛いすぎ。 それじゃあ呼びながらあれやこれやしちゃったら? 心臓がうるさいくらい早く打つ。 キスをしながら両方の乳首を摘まんで捏ね、びくびく震える先輩に囁いた。 「…ユキさん」 「んんっ!」 パタンと先輩の手が床に落ちる。 「あれ?先輩?」 しつこい前戯のせいか、どうやら先輩は一人でイって、力尽きたようだった…。

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