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第16話 【R18】
そのままキスをし続ける。
先輩は僕のなすがまま…。
薄いシャツの中に手を忍ばせ、なめらかな肌の触り心地を確かめる。
舌で先輩の口の中を蹂躙すると、先輩から喘ぎ声が漏れだした。
「はっ…あん…」
その声で僕の雄は一気に勃ち上がった。
「せんぱい…僕で…感じて…」
先輩のシャツのボタンを外し、顎から首筋を唇でなぞり胸の尖りを口に含む。
「ふうんっ…んんっ…」
舐めて、吸って…。
「先輩の乳首、美味しい」
「…ヤダ…言うな…あん…」
反対側も口に含み先端を舌先で刺激する。
乳輪ごと吸い上げ甘噛みすれば先輩の顔が蕩けていく…。
僕はそっと手を伸ばして、鞄の中から入れっぱなしの小さな袋を取り出した。
そして先輩のズボンを下着ごと引き抜き、片方の脚を担ぎ上げた。
「ちょっと我慢して下さいね」
すぐ顔の横にある先輩の脚にキスを落としてからローションの中身を手のひらにとって温め、先輩の後穴に指を差し入れた。
「やあんっ」
「優しくしますからね」
僕の声は先輩に届いているかわからないが声を掛けた。
「ちゅう…して…」
ああああ、甘えん坊ちゃん降臨…。
「ん、、」
先輩の脚を折り畳んだままキスをした。
指はゆっくりと後穴に出し入れし、時々くにくにと動かす。
指を増やし、奥まで入れて擦ると先輩の背中が大きく反った。
「ああっ!そこ…!」
先輩のイイトコロに指が当たったようだ。
「ここですか?」
その場所を少し外して擦る。
「んんっ…ちがう……いじわる…」
今のめっちゃ萌えたからちゃんと触ります。
「ここですよね…」
「あっあん…そこ…い…いい…!」
白い顎を見せつけて感じまくる先輩…エロい…。
でも見とれている場合じゃない。
そろそろ僕の限界が近い。
「先輩挿れますね」
指を抜き手早くゴムをはめてぐっと腰を推し進めた。
想像していたけど…狭い…。
先輩は歯を食い縛って痛みに耐えている。
ゆっくり奥まで貫くと先輩は、ああっ、と言って白濁を放った。
どんだけ感じてるんだ~ユキさ~ん!
挿入したままじっと動くのを我慢していた。
動くと達してしまいそうだったが、ゆっくりと動いた。
「あっ、、先輩…ユキさん…」
僕の呼び掛けに応えるように視線を向けてきた。
涙が零れて…泣き顔が色っぽい。
「や…ン…大きく…て…苦しい…」
そんなこと言っちゃうと…。
あー、やっぱりもたなかった…。
僕はゴム越しに先輩の中に放った。
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