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SS-1-4『気になるあの人』

衣擦れの音がして 「…志摩…」 振り向くとベッドの上に先輩がちょん、と座っていた。 緊張しているのか小柄な体がさらに小さく見える。 「先輩…ユキさん…」 ゆっくりとベッドに押し倒しキスを交わした。 肩に掛けたバスタオルの内側に手を差し入れて肌を撫でる。 「あっ…ぁ…」 暖かい胸に触れて息が熱くなる。 バスタオルの中の突起を指で捏ねて弄ぶと 「んっ…」 口元に手を当て、声を堪える…これは最初だけ。 すぐに我慢出来なくなって可愛い声をいっぱい聞かせてくれるようになる。 爪で擽るように触れると、ほら、堪らないって顔になって僕の方がいっちゃいそう…。 「しまぁ…」 ああ、もう涙目になって…ユキさん、可愛い。 「いっぱい…気持ちよくなりましょうね」 ユキさんの胸に唇をを這わす。 ちゅっちゅっと唇が触れる度に弓なりになったユキさんの体が小刻みに震えて…もっと乱れさせたい…もっと声をあげる姿が見たい…欲望が溢れてくる。 シーツに皺を寄せながら涙が一筋落ちたのに気づいたけれど、どうしても止められない。 背中を緩く触って感触を楽しみながらおへその近くまで来て……。 しまった!ユキが膝をお腹の位置でくっ付けて脚をクロスしてるからせっかく穿いてもらったビキニパンツが全然見えない! 「ユキ…ちゅーして?」 僕の背中にユキの手を回してあげるとユキはふにふにと唇を食んだ。 舌を吸い、緩く噛むと気持ち良さそうにうっとりしてくれる。 キスに夢中になっている間に…僕の体でそっとユキの膝を割り開いた。 下腹部に当たる隆起したモノ。 キスしてたから下がみえなかった…。 「ちょっとだけ…ゴメンね」 左手の人差し指と中指をユキの口の中に入れて上顎を撫でながら視線を下腹部に向けた。 パンツの前面が健気に持ち上がってる! 布の面積が小さい故にユキのモノは根本が丸見え…。 …いやらしい…。 あの人…こんなけしからんパンツをユキに穿かせてどうしようとしてたんだろう。 …と言いつつ…ウエスト(からは少し離れてしまったが)を引っ張ると、ふるん、とユキのユキが勢いよく出てきた。

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