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SS-4-19『温泉に行こう』【R18】
「…ぁ…んン…」
ちょっと声を上擦らせて先輩は自身の胸の先端を弄り始めた。
自分の羞恥を煽りつつ、頬も、胸も、脚も薄ピンク色に染まる。
「あ…先輩…」
こんな緩い拘束なんて本気にならなくてもすぐに解ける。
でも…滅多にないシチュエーション…。
あわわ…嬉しすぎる。
「ん…ンッ…」
…先端だけ摘んでくりくりするのもいいんだけど…乳輪ごと吸ってあげたい…。
…押し倒して弓形になった背中の下に手を差し込んで、きつく抱き締めながら胸を愛撫したい。
と、膝立ちになった先輩の視線が下がり、両手で下着のゴムをずり下げていく。
ふるん、と飛び出した先端自身も濃いピンクに染まっていた。
片手は胸を摘み、反対側は自身を扱いて…もう!
「降参〜コレ解いて下さい〜先輩〜」
先輩は僕を一瞥して、自分の快楽を引き出そうとしている。
「あっ…あ…ンッ…」
気持ち良さげに眉尻を下げ、嬌声が零れる…。
生殺しにも程がある!
「もう、無理!」
簡単に座卓からベルトをはずし、腕が自由になると僕は先輩を捕えて噛み付くようなキスをした。
「ふっ…うン…」
指を口腔に入れて口を開け、強引に舌を捩じ込む。
閉じきれない口の端から涎が糸を引いて落ちた。
口中をくまなく舌でなぞり、脚の上に先輩を座らせて対面に向き合った。
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