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第3話

翔太がボディーソープを手に取って、両手を擦り合わせて泡立てる。僕の前にひざまづくと、こんもりと膨らんだ泡を、僕の股間に塗りつけていく。そしてカミソリを持って「いくぞ」と言った。 僕は、ゴクリと唾を飲み込んで、両手で翔太の肩を掴む。 翔太が、カミソリを股間に当てて、スっと動かした。 「ん…っ」 カミソリの擦れる感触に、思わず声が漏れた。 翔太は、一瞬こちらに目を向けて、また剃り進めていく。 翔太は、僕を傷つけないようにと、すごく真剣な目をしている。でもその目の奥がキラリと光って、口元が嬉しそうに弧を描いている。 ふと下を見ると、翔太のモノが、すでに硬く上を向いている。 え?もうそんなになってんの?翔太って…こういうの好きだったんだ…。 まだ知らなかった翔太の性癖を知って、何だか嬉しくなる。と同時に、股間に感じる刺激と時おりピクンと震える翔太のモノが目に入り、僕のモノも緩く立ち上がり始めた。 「お?凪…、気持ち良くなってきた?」 「ち…ちがっ…」 ニヤリと笑って僕を見た翔太に、慌てて首を横に振る。 決して剃られて感じてる訳じゃない。翔太にじっくりと股間を見つめられているから、剃られて剥き出しになった肌に翔太の息が当たるから、物理的に反応してるだけだ。 なんて思い込もうとしたけど、全て剃り終わってお湯で流され、翔太にスルリと撫でられた瞬間、僕のモノが、ビクン!と跳ねた。 「うわ…すげ…エロい。色白いなぁ。子供みたいな股間に大人のモノがピクピク揺れて…。はあ…やば…」 翔太が、大きく息を吐いてポツリと呟く。 そして、ツルツルになった股間に顔を寄せてチュッとキスをした。 「あっ…!」 「やっべ…、エロすぎ…。あれ?凪、ここも立ってるぞ?」 「え?あっ、や…ぁ!」 そう言うと、翔太がいきなり腕を伸ばして僕の乳首を摘んだ。ピンと指で弾いて挟んでこねる。 ツルツルの股間を見て僕も興奮していたのか、少し摘まれただけで強く感じて大きく身体を揺らしてしまう。 「ちょ…っ、もう終わったんだろっ。どこ触ってるんだよ!」 「だって、エロい凪が悪い」 「は?あっ…!」 乳首を摘んでいた指を離したと思ったら、今度は揺れる僕のモノをパクリと咥えた。 頭を前後に動かしながら、ツルツルになった箇所を指で撫でる。 些細な刺激なのに、剥き出しになっただけでとても敏感に感じてしまい、僕はプルプルと腰を震わせた。

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