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第4話
「あ…ん、しょうたぁ…っ」
「くっそ…!おまえ、なんつー声出してんだよっ」
「だっ…て、なんかすごい…」
「ふっ、やっぱ剃られて感じてんだろ?てか、凪見てたら俺が我慢できねーわ。ちょっと待ってろ」
バスタブの緣に腰掛けたまま、風呂場を出る翔太の背中をぼんやりと見る。
すぐに戻って来た翔太の手には、ローションが握られていた。
「凪…、立って壁に手、ついて」
「…うん」
翔太に腕を引かれて立たされ、壁に手をつく。
翔太が僕の腰をクイと引くと、尻の孔にたっぷりとローションをかけた。
二本の指を押し込み、中をぐるりとかき混ぜる。
「すげ…柔らけ…。最初から二本すんなり入ったぜ」
「んっ、あん…っ、翔太ぁ、早く…」
「くっそ!だからそんな声出すなって!」
ローションを足して、もう一本指が入ってくる。
中でバラバラと動く三本の指じゃ物足りなくて、僕は自ら腰を動かした。
「あっ、翔太の…入れてぇ…」
「ちっ…、知らねーからなっ」
指が抜かれてすぐに、熱く硬いモノが押し当てられる。
グッと圧がかかって先端が押し込まれ、そこから一気に奥へと貫かれた。
「ああっ!は…ぁ、んっ」
「くっ!…はあっ、やっべ…」
ピタリと背中に被さる翔太の胸から、ドクドクと激しい心音が伝わってくる。
僕のお腹に回された腕に力がこもり、何かに耐えてるような呻く声が耳に響く。
「あ…翔太…、イきそう?」
「ああ…、だからイかないように我慢してんの」
「ふふ、イッていいのに…」
「嫌だね。可愛い凪をもっと堪能してからだ」
「僕、可愛くないけど…」
「可愛い。普段から可愛いけど、今日はもっと可愛い。だって…ほら、すげーエロくなってる」
「あんっ!」
翔太が僕の乳首を掌でサッと撫でる。その瞬間、僕は背中をしならせて軽くイッてしまった。
「はあっ、中すげーよ…。やっぱ我慢できない!一回イッとくか…」
「あっ、待っ…て!いま…ああん…っ」
まだ震えている僕の腰を掴むと、翔太がガンガンと奥を突き出した。
激しく腰を動かしながら、僕の剥き出しの股間をスリスリと撫でる。
それだけで、またもや僕は軽くイッてしまい、白濁をとぷりと溢れさせた。
「はあっ!凪っ、可愛いっ」
翔太がグイグイと押し付けるように腰を震わせて、熱い飛沫を僕の奥深くにかけた。
その直後、僕は自分の身体を支えられなくなって倒れそうになる。
咄嗟に翔太が僕のお腹を抱き抱えると、そのまま椅子に腰を降ろした。
「あっ、や…っ、深いぃ…」
「…凪、こっち向いて」
翔太が僕の腰を掴んで、身体を反転させる。
まだ敏感な中を、もうすでに硬く復活したモノに擦られて、僕の先端からはまた白濁が溢れた。
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