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第19話
両腕を上に上げさせられ、両手首を1つに纏められ三浦に抑えられている。
みうちゃん抑えててって、凛茉が命令したからだ。
凛茉は俺の中をローションで解した。
いつも受け入れる側だからか、凛茉は内部の気持ち良い場所を知り尽くしていた。
指だけで何度もイカされて、胸がバクバクしてハァハァハァハァ息が上手く出来ない。
苦しい。
「もう良いかな」
ゆっくり抜かれた指。
解れきったソコは完全に入口に変わっていて
「欲しいの?かずちゃん」
フフッ、凛茉は笑った。
「なら、舐めて?」
そう言われ目を向けると
「…………っ」
眼前にあったのは興奮しきって大きく勃ち上がった三浦の物。
規格外の青葉に比べたら少し劣るが、俺のより明らかに太くて大きい。
凛茉のは未発達な感じがして可愛らしい。
青葉のは人形の様に綺麗で神々しかった。
対して三浦のは血管が浮き出ていて、リアル過ぎて少しグロイ。
「かずちゃん、舐めて」
キツイ口調で言われ躊躇いがちに舌を伸ばす。
「いつも僕にしてるのと同じ様にして」
そう言われ、コレは凛茉のだと思い込み頑張ろうとしたが、大きさが違い過ぎる。
凛茉には失礼だが、凛茉のは小さいからスッポリ口に入る。
だが、三浦のは全部入らない。
手で扱きながら舌先で舐めた。
「たっぷり濡らさないと痛いのはかずちゃんだからね?」
いや、挿入時はゴムとローション付けるから別に濡らさなくても、そう言いたかったが
「かずちゃん、指止まってるよ」
キツイ凛茉の口調に押し黙った。
どれくらい舐めたのだろうか、顎と舌が疲れた頃
「ヤベッ、も、イキそう……っ」
三浦の切羽詰まった声でフェラは中断させられた。
「隅々迄綺麗に洗ったから生でして良いよみうちゃん」
は?
「中に沢山出してあげて?」
ちょっと待て。
「かずちゃんもそろそろ欲しいでしょ?」
再び凛茉に後ろを撫でられ、ゾクリ背中を走る甘い悪寒。
「みうちゃんの沢山中で出されたらどうなっちゃうのかな?かずちゃん。スッゴク気持ち良くておかしくなっちゃうかもね?」
言われ、想像してしまう。
ゾクゾクゾクゾク震える身体。
「みうちゃん、かずちゃんのお尻にチュウしてあげて?」
後孔に付けられた三浦の物。
チュッ、軽くキスしたり、時折軽く先端を入れられる。
「欲しいでしょ?かずちゃん。欲しいって言わなきゃずっとこのままだよ?まぁ、僕は可愛いかずちゃんがずっと見れるから良いんだけど」
チュッ、チュポッ、チュッ。キスと微かな侵入を繰り返され
「……っ、や、三浦、やだ」
後ろがヒクヒク激しく収縮する。
「凄いな鳴海。ココ分かる?スッゲェ俺を欲しがってる」
「ひゃぁっ」
クプンッ、少し進められた侵入。
チュポン、すぐさま抜かれ
「や、ヤダ。も、抜いちゃやぁ。ちょうだい?……欲しいよ。三浦ぁ……っ」
ガクガク震えながら俺は三浦に懇願した。
「ひぁああ、ぁあ、やぁあああーー」
挿入された衝撃で一気に弾けた俺の物。
激しく締め付けたせいで
「ヤベッ」
「ひぁ、ひゃぁあ、やっ、熱……い、やぁあ」
三浦の熱い飛沫が中に放たれた。
青葉と同様、三浦も絶倫なのかすぐさま復活した硬度。
イッているにも関わらず、立て続けに揺さぶられ
「ひぅ、ひゃん、やら、ダメェ…………っ」
俺は強制的に勃起させられた。
「もう良いかな」
ニコニコ笑う凛茉に嫌な予感しかしない。
「みうちゃん一度抜いて。で、さっきの打ち合わせ通りにして?」
ズルリ中から抜かれる三浦の物。
ツゥーッ、同時に液体が垂れてきて、羞恥に顔が赤らんだ。
仰向けになった三浦の上に仰向けの状態で乗せられる。
開脚されたと同時に後ろから挿入された。
その上に乗る凛茉。
俺のを掴むとゆっくり自分の中に入れた。
は?ちょっ、ちょっと待て。
何だ、この体制。
これとてつもなく嫌な予感するんだが、2人同時になんて動かない、よな?
動かれたら死ぬよ?マジで。
「準備出来たか?白水。俺そろそろ限界なんだけど。動きたくて堪んねぇ」
「うん、良いよ」
って、良くない。
良くないからぁっ!!
お前等落ち着け。待ってくれ。
俺の願いも空しく動かされ始めた身体。
「っ、鳴海お前ん中スッゲェ気持ち良い」
「かずちゃんいつもより硬くて凄い」
うっとりしながら感想言うな。
つか凛茉、いつも硬いだろ?え、違ったのか?
パンパン両サイドから激しく突かれる身体。
前も後ろも気持ち良過ぎて
「ゃ、も、やぁ。ひぅ、んぁあっ、はぅん、ん」
頭バカになる。
「ぁっ、かずちゃん。気持ち良いっ」
いつもより感じてる凛茉の声が可愛い。
でもそれ以上に感じ過ぎている俺の声がキモイ。
何アンアン言ってんだよ、俺。
可愛く喘ぐのは凛茉だけでいいんだよ。
黙るんだ俺。凛茉の可愛い声が掻き消されちゃうだろうが。
そう思うのだが、気持ち良過ぎて声が止まらない。
「……っ、出る…………っ」
「………………やっ!」
お前何回目だよ。呆れてしまう位出される三浦の精液。
お前のせいで奥迄ぐっしょりだよ。
「あ~気持ち良かったぁ」
ゆっくり俺から降りる凛茉。
「僕シャワー浴びてくるから後はご自由に」
スタスタ歩いて浴室に消えた。
お前が自由過ぎるよ凛茉。
「凛茉お風呂行ったから、もうお前も抜けよ?」
はぁ、疲れた。
ちょっと休むか。
安心したのも束の間
「は?冗談。俺まだ全然満足してないから」
「ちょっ、マジか?って、ゃっ、ひゃあ」
三浦に身体を持ち上げられた。
「ヤッ!深いっ。やだ、怖いっ、コレ、やぁあぁ」
立ったままの三浦に抱き付く形で突かれる。
両脚を持ち上げられているので、全ての重心が三浦との接合部のみに集まる。
青葉に犯された最奥を三浦に突かれた。
パンパンパンパン凄い勢いで腰を動かされ
「や、ひゃぁ、んぁ、はぁ、はっ、はぅ、んぁあ」
ひっきりなしに悲鳴の様な声が零れる。
「いや、ダメ、壊れる。壊れちゃうってぇ……っ」
余りの快楽に最早何を言っているのかも分からない。
だらしなく口を開け、甘ったるい声で鳴き、逃がすまいと必死に三浦を呑み込み、強請る様に甘える俺。
恥ずかし過ぎる。
でも止められない身体の疼きはどうしようもなくて、その日俺は翌朝迄三浦に抱かれ続けた。
因みに凛茉は疲れたから家で寝る~って帰宅した。
本当に自由過ぎる。
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