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四章
「……俺なんかで、いいんですか?」
そう、訊いてみる。
「……いい。して、ほしい……」
「後でまた泣いても、知りませんよ…」
彼の体を机にもたせかけて、剥き出しの中心部を咥えた。
「……ふっ…あ…」
ちゅぷちゅぷと舐めてやりながら、後ろの穴に手を伸ばした。
「……ここも、だいぶこなれたでしょう?」
唾液で濡らした指を挿入すると、
「…ぅん…」
と、官能的な声を漏らした。
「……感じてるんですか?」
「…あ、い…い……」
口で出し入れする前方と連動するように、後ろの穴で指を蠢《うご》めかす。
「…うん…くっ…」
じゅぶじゅぶと口の中でねぶって、勃ち上がるそれを感じながら、
「……俺のも、いずれここに……」
背後を探っていた手を、サイズ感に慣らすように人差し指から少し太い親指に入れ替えた。
「……んっ!」
「…まだ、痛いですか…?」
「…きつ、い…ぁ……っ」
身体をのけ反らせて、精液を吐き出して、
「……あぁ…ん…」
と、ぶるりと震えを放った。
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