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焦燥。
「闇に帰れ、そしてエルズーリに伝えろ、これからもベイジル・マーロウに危害を加え続けるつもりなら、この十字架の神 も黙ってはいないと……」
悪魔は鋭い悲鳴を上げ、ロシュの前から消えた。
やがて周囲に静寂が戻る。
ロシュは悪魔の気配が消えたことを確認すると、柱の隣でぐったりと横たわるベイジルを抱え上げ、その場を後にした。
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