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第13話(R18)

「んっ、ンっ、ンっ」  もっと吸い出してと、淫らに腰を浮かせ、股間を天井の方へ向ける様はもはや理性の残っていない動物のようで、謎の声もここぞばかりに揶揄した。 「タのオトコのセイでオカサレタか。コシがユレ、スイダセとネダル。ココマデクルとインランなメスのヨウだな」 「ンっ、ンっ」 「サテ、コエのヒトツでもキイテミルか」  金属製の腕で猿轡がはずされると、ジェスはゴホゴホと噎せる。あんなに肺や脳が欲していた酸素が今度は多く感じてしまい、苦しい。 「な、何故……何、もく、きなん、だ?」 『何故? 何が目的なんだ?』とジェスは言いたかった。  だが、その間にもアナルに侵入した鉄製の器具や飲まされた他の男の精液だろう液体にも犯されている。  しかも、そうこうしているうちに今度は性器を締めつけていたチューブの中から細い器具が出てくる。行き着くところはジェスの尿道とその先の器官だった。 「あああああああ!!!!!!!」  痛みというよりはそんな場所にそんなものが入った事実にジェスは腰を振り、声を張り上げて、拒絶する。  しかし、場所が男の人体でも敏感な場所であるだけに、鉄製の腕が幾本にもジェスの細腰や太腿を捉える。僅かにしか動けなくなったジェスの裸体は酷く欲情的だった。 「アオッテルのか?」 『本当にどうしようもない淫乱だ』  と謎の声に吐き捨てるように言われると、ジェスはまた猿轡によって声を封じられた。また、今度はそれだけでなく、腹部からも前立腺のある位置を圧迫され、耳あてのようなもので聴覚、笠が深めの帽子のようなもの視覚も封じるらしい。  味覚や嗅覚は他の男の精のもので犯され、触覚は機械の愛撫で犯される。  ジェスは恋人どころか、人間でもない機械によって与えられる圧倒な快楽に全てを諦めると、目を閉じた。

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