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第14話(R18)

「ジェス、ジェス」  名を呼ばれ、ジェスはふんわりとした感覚がする。  落ち着いた淡い緑の目に、少し長めの亜麻色の髪は聡明で優しい人物を思わせる。 ジェスを呼ぶのはレクターへ行くと言い残し、消息を絶ってしまったイルク・デ・リレだった。 「イルク……イルクなのか?」  ジェスはイルクの方へ駆けていくが、その足取りは地面を蹴っているものの、自分のものではないようにふわふわとしている。  文字通り、まるで夢のようだった。 「ジェス、どうしたの? 変なものでも食べたの?」  ある意味、口にしたのはイルク以外の精液らしきものという何とも悍ましいものだったが、ジェスはその事実を拒否するように否定する。 「じゃあ、家に帰ろう。今日はジェスを気持ち良くさせてあげるからね」  イルクはジェスに言うと、ジェスの腕を掴む。だが、やはりその感覚はふわふわとしていて、現実に起こったようには思えなかった。 「イルクは俺に抱かれないとダメだろ」  と、イルクに言いたいのに、口が縺れたように上手く動かなくて、次第に幾本の金属製の腕に着ている服を全て剥ぎ取られて、性器やアナル、膀胱や前立腺を責められ、犯される。 「イル……ク……」

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