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第14話(R18)

「ああぁ、あはぁ……」  先程、西村の手で大きく膨れていた陰嚢が西村の目の前で揺れている。西村の身体の上に悠二が西村の方に下半身を向けるように、覆いかぶさっていて、所謂、シックスナインの形になっていた。 「佑司ってどんなに暑くても、いつもスーツ、きっちり着ていたから脱いだら、すげえエロいんだろうなって思っていたんだけど、本当にエロいな」  悠二は西村の陰茎から縦に細く伸びた臍を嘗めると、盛り上がった臍回りや少しくびれたように見える腹回りを指でも触れ始める。時々、わざと指を引っ掛けるように触り、性感を煽っていく悠二の手管に西村は翻弄され、銜えていた悠二の陰茎を離してしまう。 「ああっ、んんっ。んンっ」  再び銜えようと西村の手が悠二の陰茎を掴むと、悠二はまた西村の臍の方から亀頭の方に移って、溜まっているだろう精液を出させように舌を動かした。 「ああっ、アぁ……!!」  もうすぐ30歳で、10代や20代の前半の頃よりは多少処理をしなくても平気だったが、悠二の手管に西村はすぐにでも達してしまいそうだった。 「ごめん。すぐにもいかせてあげたいけど、最初は一緒にいきたいから」  悠二は西村をベッドに横たわせたままに、シックスナインの状態を解く。そして、向き合うように横になると、再び西村の手を掴んで、お互いの陰茎を掴ませる形で、上下に扱いた。

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