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第15話(R18)
「佑司さんってやっぱりエロいよね」
すっきりし、再び風呂に入って、さっぱりとした悠二は風呂上がりの西村を見て、まじまじと言った。
今日は突然、こんなことになったことや、酒も泥酔するまでは呑んでいなかったが、酒を呑んでいたこと。週末で疲れているだろうことなんかがあり、お互いの身体を指や舌、唇なんかで弄って、精液を出すだけにした。
「え、エロいって……」
行為に耽っている最中にも何度か、西村の耳にはそのように悠二の声でもって聞こえたが、西村としてはよく分からなかった。
そのことを包み隠さずに、西村は聞くと、悠二の指が西村の胸の辺りに伸ばされる。つぷっと控えめに立つ乳首に、悠二の指が当たると、西村は脳が痺れたようになる。
「うん。大きな鏡とかがあれば、どんなに佑司がエロいか、見せられたのに」
「んっ……」
「あ、鏡じゃなくても、そうだな。例えば、深夜の職場で窓とかデスクのパソコンの前とかに凭れかからせて、その先には仕事では見せないエロい顔の佑司が写っている」
「ふっ……うっ……」
「スーツを着たまま、ズボンも足のところで引っ掛けたまま、佑司のナカを突こうとすると、『人が来たらどうするんだ』とか『お願い、もうやめて』って震えながら訴えている」
悠二の指はぐりぐりと抉るように西村の乳首を触れると、西村の鎖骨を通り、耳へ向かう。あまり厚みのない西村の耳輪は触れる部分は少ないが感度はかなりのものだった。
「ああッ!!」
悠二のさっぱりとした見た目から凡そ想像できない淫猥な妄想に西村は「いや」と弱々しく言う。
耳輪だけでなく、耳の中をじゅるじゅると舌で舐められ、2回も出したのに、また勃ってしまいそうだった。
「元気ですね」
お仕事ばかりで溜まってたんですかね、とも悠二に耳打ちするように言われ、硬くなってきた陰茎を絶妙な加減で握り擦られると、西村は嬌声も射精も抑えることはできなかった。
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