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第31話

学校についた俺は誠に鉢合わせないようにそそくさと自分の教室に入った。 …ふぅこれで教室にずっといれば大丈夫だろう だが現実はそうもいかなかった。 「遥斗、お昼一緒に食べよ」 「え、はぁぁ?!俺、昨日別れ話したはずだろ」 驚いて思わず大声を出してしまい注目を集めてしまったため声を落として誠と話す。 「うん、でも俺認めてないよね?」 「なっ!そんな屁理屈」 「それに遥斗もきもちよさそうにしてたじゃん」 …っ! 昨日のことを思い出すと恥ずかしくて声も出なかった 「それより、唯川はどうしたんだよ。いつも一緒に食べてただろ」 「うん、でもよく考えたら遥斗がいるのに唯川と食べるなんて今思うとどうかしてたよ」 意味がわかんない 誠は唯川が好きだったんじゃないのか? 昨日は流されてしまったけど、俺だって色々考えて出した答えだったんだ。 今更そんな事言われても戸惑うだけだ…

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