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第7話

晴翔side 大通りまで送って、帰ろうとした。心配ではあったが、俺自身も彼女にとっては見知らぬ人な訳で、しかも男。 怖い目にあった後に見知らぬ男に自分の家を知られるのは凄く嫌だろうと思ったからだ。 「……それじゃ、気をつけて帰れよ」 「……」 「…⁇ …どうした?」 「あの、家まで、来て欲しい……です…」 俺の服の袖口をギュッと掴みながらそんなことを言う…。不安なんだろな。 「分かった。方向はどっちだ?」 「……あっち」 俺の家と真反対の方向…。家に帰るのが遅くなるが…。まぁ、仕方ないよな…。そう思い、二人で歩き出した。

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