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第16話
『い、泉……?』
『お前は……!お前は知らないだろうけど…!
部長は……部長は……お前のコトが好きで……
でも、お前には彼女がいるから……だから……
俺がっ、代わりになるから……やめてって
頼んで……!だから……っ、部長は……
遊びじゃなくて、お前が本当に……す、
す………っ、すっっ……、あああっ!
言えねぇっ!つーか!言いたくねぇっ!!
バーカ!バカ梶っ!!
なんで、お前なんだよっ!ムカつくっ!!』
『泉……お前、白川部長のこと………』
『………っっ、~~っっ!くそっ!
好きだよっっ!!!好きだよ!悪いかっ!』
バンッ!と机を叩いて立ち上がる。
梶は そんな俺を ポカーンと、見上げて………
そして、
なぜか………
嬉しそうに、笑った。
『………あーあ。部長の勝ち~、か♪』
『…………………………は?』
え?
なに?
どうゆうコト???
『ふふ。熱烈な愛の告白、ありがとう。
泉くん。』
部長が ドアを開けて颯爽と入ってきた。
『………………へ……っ?え? ぶ、部長っっ!?
え?い、今の………//// え?き、聞いて……///』
『うん。聞いてた。ありがとう、嬉しいよ♪』
『…………………っ/////』
え…………////
ちょっと待って………
なに?これ…………////
なにこれ─────っっ//////!?
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