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綿貫碧(わたぬき あおい)5-9

「自分がどんな格好か分かってる? 片手でチンポかいて、もう片方の手でおまんこ、ズボズボしてさ、本当にやらしいよ 「や、言わないで……」 「余計に興奮してるみたいだけど?」  三沢に乳首ぎゅっと掴まれた瞬間、もう我慢が出来なかった。 「あぁっ、イク……ッ」  体が強ばっていく。足の指の先をぴんと伸ばして、絶頂を迎えようとした瞬間、三沢が綿貫の手から電マを奪うと、後孔からスッと抜いてしまった。  綿貫の体がビクンビクンと波打つが、絶頂には届かない。射精も止められている状況では、ペニスを刺激してもイクことは出来ず、思わず自分の指を後孔に入れてかきまわした。しかし、気持ち良い所には届かず、もどかしさが増すだけだ。 「何で……三沢さ……」 「イケないねぇ、苦しいねぇ。可哀想に」  三沢が頭を撫でながら、ぎゅっと抱きしめてくれる。綿貫は目を瞑り、大きく深呼吸をして、波をやり過ごした。 「落ち着いた?」  綿貫が頷くと、三沢は綿貫を抱きしめたまま、再度後孔にディルドを挿入してきた。 「いやっ! もうやだ!」  腕で懸命に三沢の手を掴んで阻止をしようとするが、構わず三沢はスイッチを入れた。 「ひっ……」  体が大きく仰け反り、縛られた内ももがビクビクと揺れる。すぐに快楽の炎が体の奥から再燃した。 「前も、ほら」 「だめ、だめ、もうほんと、むり!」  三沢は容赦なくオナホールを上下させた。内部を強く刺激されて、喉の奥から悲鳴が漏れる。体が小刻みに震えた。 「イクッ!」  しかし、今度も三沢は絶頂の直前で、ディルドを抜いた。肉壁が空しく痙攣をしているのがわかった。 「ごめんなさい。許して、もうイキたい」 「ダメ」  耳元で囁く声は、甘く優しいが、目は残酷な捕食者のそれだ。 「お願いです。お願い……」  また三沢は優しく抱きしめながら、落ち着くように頭を撫でてくると、何度も何度も額やこめかみにキスをくれた。しかし、今度はそれに喜べない。これは、次へ進むための儀式に過ぎないと分かっていたからだ。 「ごめんなさいっ、もうやめてください! どうしたら……許してくれますか」 「何でそんなこと言うの? 体はこんなに悦んでるのに。虐められるの、好きでしょ」  言いながら、三沢はまた電マのスイッチを入れて、ペニスを刺激してきた。綿貫は首を振って、泣きわめきながら、哀願をした。 「イキたい、イカせて! 死ぬ、おかしくなる!」          

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