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綿貫碧(わたぬき あおい)5-10

 もう三沢がどんな顔をしているのか、何を思っているのかを考える余裕もない。三沢は何度も何度も綿貫を追い込んでは、綿貫がイキそうになる寸前で手を止める。寸止めされる責め苦から、いつになったら開放されるのか分からず、体中を小刻みに痙攣させ、顔をぐしゃぐしゃにしながら何度も哀願した。 「三沢さん、お願いします。もう、本当に……」 「そんなお願いじゃなぁ、どうしようかなぁ」 「どうすれば……何でもします、お願い……」  三沢が綿貫の下唇を親指と人差し指で掴むと、綿貫の耳元で囁く。 「自分で考えてよ。俺をその気にさせてみて」 「そんなの……わからな……」 「あおちゃん、馬鹿だもんね。でも、自分で考えて。俺はそういうのが、嬉しいんだよ」  綿貫が首を振ると、三沢が指を一本、すっと後孔に入れてくる。それをぎゅっと強く締め付けた。 「体はこんなに正直なのにね。こんだけケツマンコ締め付けて、腰を振って誘ってるのに。俺のチンポ、欲しいんでしょ。ほら、言って」  綿貫はもう何も考えられずに、ただ言葉を口にした。 「俺のケツマンコ、三沢さんの太くて硬いオチンポでズボズボして」 「いいね、ゾクゾクする」  三沢が自分のペニスをズボンから取り出すと、それを綿貫の手に握らせた。綿貫はそれを掴んで手を上下させる。 「それだけじゃないよね。この、だらしないチンポから、やらしい汁、出したいでしょ」  三沢が綿貫のオナホールを上下させると、綿貫はガクガクと頷いた。 「俺のだらしないチンポから、やらしい汁、出させてください。お願いします」  綿貫は必死に三沢のペニスをかくと、潤んだ目で懸命に訴えた。 「これ、欲しい。これ、入れて。ねぇ、入れてよ。これがいいよぉ」 「どこまで欲しい?」 「奥まで入れて。奥まで滅茶苦茶に犯して。突いて、擦って、ぐちゃぐちゃにしてよ」 「合格」  三沢はそう言うと、綿貫の後孔に高ぶりを当て、ゆっくりと挿入してきた。 「あぁ……いい……」  全身がが悦んでいるのがわかる。待ち望んでいた三沢の雄に、すぐに絶頂を迎えた。 「本当にやらしい子。俺のだとすぐイッちゃうの?」 「うん。気持ちいい。三沢さんのおちんちん、気持ちいい。もっとちょうだい」 「可愛い……」  三沢がぐいっと腰を押しつけてきた。奥までペニスが入り込んできて、綿貫は上半身を仰け反らせる。 「三沢さん、ぎゅってして」 「いいよ。しっかりと手、まわして」  手を伸ばすと、三沢が笑って綿貫の手を三沢の首に回し、綿貫の固定されている足を開放してくれた。そしてそのまま抱きしめてくれたかと思うと、綿貫の足を抱えこんで、立ち上がった。 「ひっ……ふかっ」          

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