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綿貫碧(わたぬき あおい)7-7
「そう? でも、あおちゃん、アナルだって全然気持ち良くなかったのに、今はもうメスマンコどころじゃなく感じてるじゃん」
「それとこれとは違う。こんなのしてる人、聞いた事ない」
三沢は綿貫の手首をほどくと、手首にキスをして、そこを撫でた。そしてぎゅっと体を抱きしめてくる。
「そう? でも、フユ君が最高に気持ち良いって言ってたよ」
「フユ君って、あのウリやってた子?」
「その言い方、棘があるなぁ。経験あるっていうから尿道プレイやったんだよね。イキまくってて凄かったよ」
「嫉妬してほしいんですか?」
「嫉妬しちゃうの?」
「さぁ」
三沢の考えは分かっている。そう言えば自分が言う事を聞くと思っている。そこまでいかなくとも、嫉妬をするのだと思っているのだ。
「しないんだ。何か、ランクアップしたみたいでつまらないなぁ」
「いいから、抜いてください。もうやだ……」
「はいはい」
三沢は綿貫のペニスからゆっくりとカテーテルを抜いていくが、何故か途中でその動きを止めた。
「三沢さん?」
「引っかかるね。ここかな」
三沢はそう言うと、軽くカテーテルを揺らした。それに、綿貫は射精をするような感覚を覚えて、体をビクリと揺らした。
「や、何これ……」
「感じるの? 前立腺開発済みだから、こっちも感じるの、早いのかな」
「やめ……やぁ」
「それとも、やらしい体だからかなぁ」
何度か軽く刺激をされただけで、綿貫のペニスは勃ち上がってきた。
「痛っ……」
「だめだよ、あおちゃん。初心者だから勃起したら痛いでしょ」
「そんな……むりぃ……ひっ」
痛みと快楽とで、綿貫は叫んで走り出したい衝動に駆られたが、そんな事は出来るはずもなく、ただ耐えるしかなかった。
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