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綿貫碧(わたぬき あおい)8-7

 三沢はもう一つローターを持つと、それをそっと綿貫の乳首に当ててくる。こんどは振動に小さな突起を犯され、堪らず体を大きくびくつかせた。 「だめ、おっぱい、やだ。そこ……」  綿貫はビクリビクリと体を震わせる。痺れるような刺激はペニスに伝わり、それは腹までそり返った。 「はっ……いや、お尻とおっぱい同時に……ア……ン」 「ずっと持ってるの大変だから、固定するね」  三沢は楽しそうに鼻歌を歌いながら、綿貫の両乳首にテープでローターを固定するのと同時に、操作部も胸の下辺りにテープで固定した。 「いや、だめ、だめ……」 「ずっと刺激してたら、刺激になれちゃうよね。ちょっと切ろうか」  そう言って電源を切った三沢に綿貫はほっとしたが、三沢は容赦なく後ろの恥穴を人差し指と中指でかぱっと開き、片方の指で中に入っているロータを肉壁に寄せると、その隣にもう一つのロータを入れてくる。さほどの大きさはないものでも、二つ並ぶと圧迫感があって、綿貫は思わず首を振った。 「ア……あぁ……ブルブルしてる。奥やだ」 「嘘。ここ、凄く喜んでるよ、痙攣してるみたいだ。あともう少し、食べちゃおうか」  三沢はまたローターを突っ込んで来た。新たに入れられたローターにより、元々入っているローターが更に奥に入っていく。6個目のローターを入れられた瞬間、綿貫は可動出来る範囲で、体を仰け反らせたが、自由の利かない体は、更に綿貫を追い詰めていった。 「いや、奥、グリグリしないで。やだ、イクッ! あぁ!」  綿貫は嬌声を上げて、ドライオーガズムを迎えた。 「もうイッちゃったの? 早いんだって、いつも。やっぱり、イケないようにしないとね」  三沢はローターの電源を切って、綿貫の目の前に座ると、綿貫を見下ろしてくる。綿貫は荒い息を吐き出しながら、トロリと潤んだ目で三沢を見つめた。 「やだ……お仕置き、いや……」 「今日は本当のお仕置きだよ。沢山人が、見に来てくれる。いっぱい練習した姿、見せようね」 「え?」  綿貫は、脱走をしたお仕置きをすると言われていたのを思い出す。脅しかと思っていたが、そうではなかったのか。綿貫が不安そうな顔で首を振ると、三沢は綿貫の頭を撫でてくれた。 「でもね、今更人に見られても、あおちゃん気にしないでしょ。ビッチだもんね。人前で足広げるのくらい、どうってことないよね」  ふざけるなと思ったが、実際、豚に何を見られても気にならないだろう。例え甲野のように、人前でバイブを突っ込まれても気にはしない。甲野のように強いからではなく、他人のことなどどうでもいいからだ。          

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