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綿貫碧(わたぬき あおい)8-14
三沢がぐっと深くペニスの奥を突いてくる。綿貫は一際大きな声を上げて絶頂を迎えた。
三沢は、綿貫のペニスから手を離した。それに綿貫が安堵していると、急に部屋の中がどよめく。
「三沢さん! さすがにそれはエグいです!」
「AVかよ!」
何が起こっているのかと思っていると、ドドドッという音が響いた。それはドリルの音だ。
「やめて……ごめんなさい。やめてください……」
綿貫の後ろにいる三沢の姿は見えないが、それが何かを知っていた。AVを見た三沢が、エロくて興奮するからと言って、誰かに作らせた、ドリルの先端にディルドが着けられた、卑猥な玩具だ。しかし、綿貫がそれは嫌だと強く拒絶したため、まだ使った事はない。
「じゃあ、ここにいる皆に輪姦《まわ》してもらおうっか」
三沢が綿貫の目の前に来てニッコリと笑うと、綿貫は目を見開いて、懸命に顔を横に振った。
「いや……それだけはやだ。他の人はやだ」
「じゃあ、我慢出来るよね。皆に満足して貰えるショーじゃないと、襲われちゃうかもよ」
綿貫は、三沢の言う事を何でも聞くと言ったのだと思いながら、はい、と小さな声で答えた。
三沢が何か準備をしていたが、それが終わったのか、ディルドをゆっくりと綿貫のアナルに埋めていった。
「あぁ……」
気持ちが良い。ローターで刺激され続けた恥穴が悦びの声を上げたのがわかった。
「動かないでよ。動いたら、位置ずれちゃうからね」
何かにドリルを固定をしたのだろう。そう言って、蒼士はドリルの電源を入れた。
再度機械音が響き渡る。ディルドがブルブルと左右に震えながら、激しく抜き差しが始まった。
「あ――! あ――!」
ドリルの音に交じって、綿貫の悲鳴が響いた。えぐられる感覚に、体が二つに裂けるような衝撃を覚えるが、それは確かに快楽であった。それに加え、三沢が綿貫の尿道に入っているブジーの抜き差しをした。
「だめ、一緒に駄目! おかしくなる、おかしくなる!……ひ――ぃ!」
綿貫が動かせる限り体躯を揺らすと、腰を床に沈めるように強ばらせ、再度襲ってくる波を耐えていた。
「抜いて! イッてる! ぬいて――!」
「だーめ」
三沢はドリルの振動を強くすると、ローターで振動を与えられ続けている乳首をぎゅっと握り、ブジーをぐっと奥に突っ込んだ。
「いや――!」
襲ってくる快楽にもう体が耐えられないと悲鳴を上げる。断末魔のような叫びを上げると、綿貫はがくりと意識を失った。
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