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第78話

翌朝自分の状況に驚く 「八重?何してるの?」 隣に八重が裸でいて俺の服も開けさせられていて胸元と首筋に紅い花が散っていた 「最後の思い出にね。」 悪戯が成功した子供みたいに無邪気に笑う 「何やってんだよ」 「ん?朝の生理現象だからそこを納めてあげようかと」 それだけじゃなく俺の中心部は八重に握りこまれ上下に扱かれていた 「やめろよ…え…」 体が動かない 「何で…」 「何でかな?」 体を起こし妖しく笑った八重は己の後孔に指を入れクチュクチュと音をたて始めた 「やめろ…」 「焔くんの初めて頂戴?」 「頼むから…やめて」 「可愛い…その顔…んっ…」 甘い声が混じりだす八重。頬を赤らめ目を潤ませていた。クチュクチュと弄りながら俺に股がり自身のそれを俺の体に擦り付けながら移動していく 「八重…やめろ…」 「やぁだ」 ガチャリ。その時扉が開いた 「八重。そこまでだよ。やめとけ。お前が空しくなるだけだぞ」 「澪架?もう!タイミング!颯くんとお泊まりだったはずでしょ?」 「早くそれを仕舞え」 「やだ」 「やだじゃねぇ。らしくねぇぞお前。そんなことして」 「澪架は宜しくやって来たんでしょ?颯くんと。」 「お前な」 「ずるいよ!!何で澪架ばっかり!!いつもいつもいつもいつも!!俺はフラれたの。だから最後に思い出くらい作らせてよ!知ってるでしょ?俺がどれだけ焔くんのこと好きなのかってこと」 「知ってるよ。だから言ってるんだ。やめろって。絶対に後悔する」 いつもの話し方とは全く違う八重を見つめる。 「早く仕舞え」 「嫌!」 「いい加減にしろ!」 光藤が八重を無理矢理俺から引き剥がす。 「離して!離してよ!」 「ダメ」 そのまま八重の髪を掴んだままクローゼットのところへ引き摺って行き扉を開けた。中をごそごそと漁ると鈍く光るものが見えた カチャリと手首にそれを嵌めてクローゼットの扉に固定した。暴れる八重を足で押さえながらもう一度クローゼットを漁るとジャラリと太い鎖が見えた。その先には鉄球がついている。それを足に嵌めてもうひとつ手に持ってた奴を口に噛ませた… 「…驚いた?こいつこういうプレイが好きみたいでね、こういうグッズ沢山あるの。一服盛られたみたいだね」 ウーウー唸る八重を足蹴にしてやって来た光藤のこれもまた初めてみる姿に驚き固まっていた。 いつもの、爽やかさはどこへいったのか… 「ごめんな。あいつお前のことずっと好きだったから暴走しちまったみたいだ。これ解毒剤ね。直ぐに効いてくる。うーわぁ…あいつ派手にやってんな」 あまりのことに気付いてなかったけど俺の胸元や腹には白濁がぬらぬらと光っていた。 光藤は解毒剤を俺の体を起こして飲ませてくれた 「綺麗にしてやるから待ってて」

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