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 璃音の花芯を扱きながら、浅く、深く注挿を繰り返す。 「龍…嗣、痛いけど…気持ちいい……」  甘い痺れは下腹部から全身に広がり、頭の中も灼き尽くさんばかりだ。 「龍嗣ので擦られて、気持ちいい…っ。  シナプスが灼き切れそうなくらい…っ、気持ち良くて頭変になりそう…っ」  氷室に握り込まれ、トロリと蜜が鈴口からあふれる。  体の芯を苛む熱を持て余し、自然に腰が揺れる様は、根こそぎ理性が飛んで淫らに氷室を煽った。  打ち付けられる肌がぶつかる音と、繋がった場所からする水音が、激しさを増している。 「りょうじ、擦って…、もっと擦って…。  どっか壊れてもいいから…っ」 「こら、可愛い顔して煽るな…」  深々と楔を打ち込むように挿し込むと、喘ぎながらの懇願は更に舌が縺れた。 「りょうじ…、りょう…じ…ぃっ!!  変になるっ、あたま、おかしくなる…っ!!  あッ、あッあ…ッ、りょうじ、擦って、なか…もっと…擦って…!!」  カクカクと揺れる腰が浮き始め、璃音の限界を告げている。  ベッドに後頭部をこすりつけ、身もだえる姿が堪らない。  更に煽って啼かせたくなった。  ジクジクと、身の内が灼けるようだ。  璃音と繋がった部分は、今にも蕩けそうで気がどうにかなりそうで。  初めは、幼く色気の欠片も無かったはずの璃音が、自分の腕の中で快楽にうち震え、切なく啼き、蕩けている。  その素直で淫らな姿が、可愛らしくて堪らない。  親友の忘れ形見、それも未だ幼い子供を抱くという二重の禁忌を踏み付けての行為。 「好みじゃない」と切り捨てた筈なのに、ずっぷり自分を埋め込み、捩込んでいる自分。  璃音の後孔をえぐり続け、喘がせ啼かせている事を、水上は決して許してはくれないだろう…。  涙を零し、喘ぐ璃音の胸の蕾を摘み、グリグリとこねた瞬間、 「ひ…、あッ、あああ…、は…あ…ッ」 「は…、あああ…ああ…ッ、く…ぅッ」  息を詰め、璃音が白蜜を飛ばし、快楽に軋る後孔に締め付けられ、氷室も璃音の最奥に精を迸らせた。  ゆるゆると余韻を引きずるようにこぼれる白蜜を残らず吐き出し、甘く蕩ける体の上に倒れ込む。 「龍嗣…?」  痙攣しかける手を捕らえて指を絡ませ、甘い唇を塞ぐ…。  応えるように舌が差し出されて、再び氷室の理性が弾け飛んだのだった。

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