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「変になっていい…。
璃音の可愛い声を沢山聞かせて欲しいな。
沢山啼いたら、もっと気持ちよくしてあげるよ…」
胸の蕾と花芯に甘く深い愛撫を加え、氷室は璃音を追い上げ苛む。
手も触れていなかった反対側の蕾に唇を移すと、璃音の体が跳ね上がりきつく閉じられた目から涙が零れ落ちる。
「ああ…っ!!」
体を捩って逃れようとして、バスルームの床に倒れた璃音。
花芯を蜜嚢ごと揉まれ、鈴口から滲む蜜が氷室の指を伝い落ちていく。
その蜜のぬめりを借りて、氷室の手が花芯を愛でる。
強弱をつけて扱かれ、仰け反った体を押さえ付け、氷室は蜜を零す花芯を口に含んだ。
「いぁ…ッ!!」
昨夜から何度かされた行為なのに、ここを口に含まれると体が甘く痺れて逆らえない。
先を含まれているだけで蜜が次々零れるのが解る。
恐る恐る目を開けると、ピンク色の花芯を氷室が口に含んでいる光景が見え、恥ずかしさに赤面してしまう。
裏側を舌でなぞりながら薄目を開けた氷室と視線が合い、余計に恥ずかしくなった。
「あんまり可愛い顔をするな…。
虐めたくなるだろう?」
クスリと笑い、わざと璃音に見えるように視線を合わせたまま、氷室は根元までを口に含む。
「あっ、やぁ…っ!!」
舌で包むようになぞり、力が抜けたところで強く吸われる。
逃げられない責め苦に、顔を左右に振って氷室に許しを乞うが、気付かない振りをして、尚も強く吸われた。
「ひぁ……ああ…ん…っ!!」
口に含まれるだけでも堪えられないのに、蜜嚢を揉まれ、秘蕾を擦られて、全身に電流が走る。
「龍嗣っ、そんなにしたら、ホントに…っ、おかしくなるよぅ…っ」
「なっていいぞ」
含んだ花芯を舌で包むようにして扱き、璃音を追い上げる。
鈴口からはとめどなく蜜が溢れていて、責め立てる氷室の唇の端から、蜜と唾液が混じり合って零れ落ちる。
バスルームの中にシャワーの流れる音と、璃音の喘ぎ、氷室が責め立てる淫らな水音が響き、璃音を聴覚からも煽りたてた。
「龍嗣…ぃ…もう…っ出ちゃう…っ!!」
浅く喘いで許しを乞う。
「出せばいい」
ふるふると顔を横に振り、堪えようとする璃音の秘蕾に、ツプリと指を突き立てた。
「あああ…っ、駄目…ぇっ!!」
裏返った声が、バスルームに響いた。
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