浅く、深く口づけながら、小鳥遊は璃音のパジャマのボタンを外した。 　長い指が肌の上を滑り、胸の蕾を掠めていく。 　ただ、それだけで体が跳ねた。 　龍嗣や弓削に触れられるのとは違う、璃音の体中に火をつけて回るような、そんな触れかたをする小鳥遊。 「ホントに、可愛いな…お前」 　重ねれば重ねるほど、更に重ねたくなる唇…。 　柔らかくて、甘くて、時々震えるのが本当に愛おしくて、小鳥遊は煽り立てるように璃音の胸の蕾を指の腹で転がしながら唇を塞ぐ。 　その唇から名残惜しげに離れ、胸の蕾を口に含むと、璃音の瞳が見開かれた。 「あ………っ、や……ぁ…んっ!!」 　上半身が弓なりになり、悲鳴にも似た声を上げる。 　部屋の外に聞こえないように、両手で口を押さえて耐える姿が、更に小鳥遊を煽り立てた。 「ん…ぅ、…や……だぁっ」 　半泣きになる璃音の胸に、何度も口づける小鳥遊。 　芯が通って固くなった蕾を舌で転がし、反対側の蕾も指で摘む。 　空いている手は、脇腹を掠めて璃音の下肢に伸びていった。 「や…っ、やだ…、やめ…て… 　玲………っ、お願いだから、それ以上は…っ、ああ…っ!!」 　体を捩る璃音を組み敷いたまま、小鳥遊は蕾を口に含み、下肢をまさぐる手を止めない。 　ぷっくりと勃つ蕾を強弱つけて吸い、傷をつけないように歯を当てる。 「い………っ、あぁ…ッ!!」 　甘く噛んだり、ねっとりと舌で嬲られ、花芯も服の上から揉まれて、璃音は体を捩りながら啼いた。 　小鳥遊は舌を肌の上で滑らせて、少しずつ下肢に向かって降りていき、服の上から花芯を軽く噛んだ。 「…は……っ、やだ、れ…い、やめて………っ!!」 　唇で包むように服の上から扱かれ、華奢な体がベッドで跳ねる。 　高熱と小鳥遊の口淫で全身が紅潮している璃音の姿は、庇護欲と嗜虐心を確実に煽った。 　チュク…ッ。 　下着をずらされ、露わになった幼い花芯が、小鳥遊の口に含まれる。 「はぁ…………あぁっ、いや…、いや…だ…、…や…めて、れい…ぃ…っ!!」 　先走りの蜜が鈴口から流れ落ち、小鳥遊は璃音の花芯を根元から先へと舐め上げた。 「ああ…っ!!」 　先を尖らせた舌で鈴口をチロチロと舐めるだけで、一気に射精寸前まで持って行かれる。 　追い上げられて、璃音の目から涙が零れた。