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「だ………め……、も…ぅ、でちゃ…うっ!!」  腰を捩り、小鳥遊の口腔で扱かれて今にも弾けそうな己の花芯の根元を手で押さえ、身の内を焦がす衝動に翻弄される。 「いや…、やだよ…、やめて…お願い…っ」 「やめないぜ?  ここまで来て達かせない訳ねえだろ。  飲ませろよ、お前の。  こんな先走りだけじゃなくて、濃いのをよこせ」  ジュプジュプと舌を絡ませながら口腔で犯され、璃音の唇がわななく。 「だめ………、いっ……ちゃう…」 「達けよ…。  お前のここ、限界なんだろ?  全部飲んでやるから、出しちまえよ…」  蜜嚢を掌でグリグリと揉まれ、堪らずに体を捻ると、蜜を絡ませた指が後孔に添えられた。  花芯を吸われて意識が反れた瞬間、ぬるつく指が、璃音の後孔に滑り込む。 「ひあ………っ、ああっ!!」  花芯と蜜嚢と後孔とを一度に責められ、璃音は力の入らなくなった手で必死に小鳥遊を引きはがそうとするのだが、深い愛撫に逆らえない。 「お前、あいつにここ噛まれたろ…?  サオにもタマにも、歯形がついてるじゃねえか。  どんだけあいつに嬲られてよがったんだよ…」 「い…やだ…、そんな…こと…」 「体中にあいつの印つけられて、今更だろ…?  俺達が死にそうな位にお前に焦がれてんのに、あのケダモノに突っ込まれて啼かされてるなんて、我慢ができるかよ…。」  小鳥遊の言葉に璃音の瞳が見開かれる。  龍嗣に抱かれるようになって、一番心の中でネックになっていた事を、ザックリと言われた気がした。  一番傍にいる弓削にさえ、望みを叶えてやれずにいる呵責が、今更ながら精神を灼く。  大粒の涙が零れ、璃音は少し離れて立つ弓削と目が合った。 「………っ」  額に青筋を浮かせツカツカと歩み寄ると、弓削が小鳥遊の耳を捻り上げた。  ギュ…ッ!! 「い…痛ぇッ!!」  口元は笑っているのに、目は氷のように冷ややかな弓削。 「嫌がっているのに責めるのは、あのケダモノと同じでしょう?  熱で体がいうことを聞かないんですから、フェアじゃないやり方は感心しませんね…」  ギリギリギリ…。 「痛ぇ!!痛ぇっつの!!  止めるから手を離せっ!!」  小鳥遊の耳から手を離すと、素早く下敷きにされていた璃音を引っこ抜き、抱き上げた。

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