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 限界まで追い上げられた璃音の最奥まで、龍嗣は昂ぶった己を挿し込んだ。 「璃音…、大丈夫か…?」 「…平…気……」  背中を浮かせ、身の内を灼く熱に口元を歪めながら、璃音は龍嗣を見上げる。 「いつもは、あまりねだったりしないから、ビックリするじゃないか。  そんなに辛かったのか…?」  汗に濡れる璃音の前髪を梳いてやり、額に口づける。  半ば意識が飛んだような璃音が小さく頷き、龍嗣の頬に口づけを返した。 「ごめんね…。  いつも…なら…我慢…出来るのに、今日は…全然…ダメだった…。  も…、龍嗣が…欲しくて欲しくて…頭、おかしく…なるかと思った…」  苦笑いして、龍嗣の髪を優しく撫でる。  深く深く繋がったまま、お互いをいたわる様に髪を撫で、梳く。  そして、熱い吐息を混ぜ合わせるように、深く浅く口づけながら、璃音は自然に腰を揺すり、龍嗣の熱を煽った。 「深くえぐるかもしれないけど…いいか?」 「………いい…よ」  龍嗣が身を起こし、抜ける落ちる寸前まで引き、璃音の最奥まで一気に貫く。 「ああ………っ!!」  璃音の最も弱い部分を突き刺すように貫く度、張り詰めた花芯から、白蜜が腹や胸に飛ぶ。 「やだ…っ、僕、まだ…っ!!」  完全に達してないのに零している事に戸惑いながらも、強く腰を打ち付けられていてどうにもならない。 「今日は特別敏感になってるからだろ…?  達きっぱなしの君は、最高に淫らで可愛い」  龍嗣の腰が打ち付けられる音と、深く繋がった場所が立てる淫らな水音、そしてベッドが軋む音が、余計に二人を煽る。  弱い部分を擦り上げながら最奥に打ち込まれる楔に、無意識に爆ぜて璃音の射精も止まらない。 「や…………あ……っ、龍嗣…達っちゃ…!!」 「私もだ…」  深い場所を浅く強く突き刺し、龍嗣は璃音を何度も何度も激しく揺すった。 「あっ、あっ、あっ、ああっ、あ…っ、龍…嗣…ぃっ。  頭の中……、灼けちゃう…っ!!」 「璃音…っ、達…く…、ああぁ…っ」  お互い、痙攣したようになり、龍嗣が背中を弓なりに反らす。  痙攣したままの璃音の最奥に、龍嗣がトロリと濃い白蜜を迸らせ、璃音は射精する事なく、鋭い快感に全身を貫かれ、半ば気を失う様に達した。

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