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チュ…
クチュ…ッ
甘い唇を啄みながら、スカートの中で蕩け始めた果実を摩る。
「ん…、ん…ふ……っ」
背中に縋り付く腕の、なんと愛おしいことか。
龍嗣は、璃音の膝を立てさせ、果実を弄びながら、後蕾を解し始めた。
何となく、そういう流れになった感じで、二人とも服を着たまま睦み合っている。
「や…、やぁ…んっ」
ワイシャツにスラックスの龍嗣と、メイド姿の璃音。
傍から見れば、屋敷の主が幼いメイドに淫らな振る舞いをしているように見えなくもない。
トロトロの蜜を絡めた指が二本に増やされ、狭い蕾を蕩かせる。
「あふ…っ、ふ……ぅんっ」
中の悦い部分を掠められて、華奢な躯がビクビク跳ねた。
唇を契りながら解されるのに、璃音はとても弱い。
龍嗣に教えられた快楽のポイントが口の中に沢山あるし、上も下も躯の内部を暴かれているようで、璃音はどうしても抗えないのだ。
「あ…ん、あ…っ、ダメ…っ、弱いとこばっかり、イヤぁ…っ、あむ…っ、んむ…ぅっ!!」
唇を思うさま嬲られて、舌を搦め捕られる。
半ば口腔を犯されている状況な上に、敏感な果実と蕾まで責められて最早意識が飛びそうだ。
「龍嗣…、イッちゃ…っ、りょう…」
繋がる前に吐精してしまうのは、どうしても嫌だ…。
璃音は霞む視界の中で見つけた、スカートの飾りのリボンを引き抜く。
「はむ…っ、む…っ、うぷ…。」
力の入らない手で何とか顔を離すと、不満げな龍嗣と目が合った。
「なぜ拒む…」
「ちが…っ」
「君はキスが好きだろ?
だから念入りに啄んでるのに、中断は酷いじゃないか…」
「違う…ってば…。
これ…、お願いしたくて…」
璃音はリボンを龍嗣に差し出す。
「………?」
「お願い…。
僕、龍嗣を満足させちゃう前に、きっと全部出しちゃうから…」
「縛れ…と?」
「…うん」
「………了解」
軽く一度だけ唇を啄み、龍嗣が身を起こした。
璃音が差し出したリボンは細くて長めだったので、最初に小振りな花芯の括れに巻いた。
「…へ?」
璃音の朧げな視界の中、龍嗣はリボンをクルクルと巻き付けて行き、根元で巻いてから結んだ。
「やっ、嘘ぉ…っ!?」
璃音の果実は、先だけを残して根元までリボンで戒められてしまっていた。
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