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「…く…ふぅ…っ」
龍嗣の下に潜る形になった璃音は、硬く勃ち上がった雄刀に口づけた。
両手で包むようにして、切っ先を口腔に含み、チュウッと吸う…。
いつもの幼さを脱ぎ去り、ゾクリとするような色香を纏った璃音は、龍嗣の為だけの淫らなケモノのようだ。
『嫌だ…ッ、やめろ…、やめろ…ッ!!』
瑠維は、二人が口淫しあう様を目の当たりにし、喉の奥が引き攣った。
ただ璃音の為に作ったメニューをファイルした、昔のレシピノートを探しに来ただけなのに…。
ガレージの前に弓削の車があったから、きっとお茶でもしてるんだろう…、そう思って上がった二階。
微かなきぬ擦れの音や、甘い吐息に嫌な既視感を覚えてドアの隙間から覗いてしまった。
幼い璃音の肌の香りが残る部屋で、あろうことか璃音は龍嗣に組み敷かれていたのだ。
それは、偶然鉢合わせたアクシデントにしては、最悪なもの。
互いの性器を、愛しげに貪り合う二人の生々しい姿。
後蕾と蜜嚢を手で犯され、桜色の花芯は龍嗣によって根元までくわえられている璃音。
腰を揺らめかせ、何か極上の蜜を零す蔓に吸い付くような…情欲に染まりきった姿は、瑠維の知る幼くて無垢な璃音と違いすぎて。
あまりに淫ら過ぎて、心臓が締め付けられた。
「可愛いよ、璃音…」
花芯を指でクチクチと音を立てながら擦り、キュッと引き攣りかけた蜜嚢を口に含む。
少し体を傾けて視線を璃音の顔へと落とすと、愛しげに吸い付くのが見えた。
切なげに眉を寄せ、龍嗣が悦ぶ部分を舐め上げていく。
時折、先走りの蜜を嚥下する仕草も、ゾクリとするような艶っぽさだ。
「んふ…っ、は……っ、あ…ふ…っ!!」
龍嗣に愛撫されて悶えながらも、花びらのような唇で切っ先を含む。
お互いがお互いを蕩かせるうち、強烈な射精感が襲ってきた。
「あっ、ん……っ、龍嗣…ぃ…、ぼく…」
「達きそうか…?」
「うん………っ、もう…ダメ…。
お願い…、押さえ…て」
目元を紅く染めた璃音が、龍嗣に懇願する。
同じ絶頂に導かれるなら、龍嗣と一緒がいい…璃音はいつもそう言うのだ。
「わかった…。
一緒に気持ち良くなろうな…?」
「………んっ」
璃音の願いを聞き入れ、龍嗣が花芯の根元をキツく握る。
その慣れた仕草自体が、二人の結び付きを物語っていた。
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