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「当代一………?」 「当代随一のダイバーは、昨年不慮の事故で世を去った。  双子を身篭ったままでな…」 「………ッ!!」  瑠維は愕然とした。 「そう…。  完全崩壊した精神まで潜り込み、確実に繕う事が出来たのは、水上荊櫻…ただひとり。  あの女以上のダイバーは、一人もいない。  引き戻す事も、壊れた精神を繕うことも、残っているダイバーには出来ない。  技量が伴わないから、数人で精神の海に潜る事も不可能だからな。  璃音はもう戻らない。  荊櫻も既に亡い…。  理不尽でくだらない理由を振り回して二人を殺したのは、貴様だ…瑠維」  すがめられた瞳が、剣呑な光を放った。 「………と、言うわけで…お仕置き再開だ。  玲、思うさま突き上げてやれ。  それこそ、死んだほうがマシだと思うほどにな」 「ああ…。  ずっぷり突き上げてやるよ…」  ズブリ…。 「うあああああッ!!」  引かれた楔が一気に最奥まで突き立てられた。  …グチュッ、グチュッ!!  瑠維の襞を押し開き、小鳥遊の雄刀が突き上げる。 「んあッ!! あああああっ!!」  脳天まで突き抜ける痛みと衝撃に、瑠維は悲鳴を上げた。  恐怖と痛みに、感覚がおかしくなってきて、触れてもいない鈴口から蜜がこぼれ落ちる。 「ほう…。  後ろから突かれるだけで、そんなに漏らすとはな…。  随分淫乱なことだ」 「そ…な、そんな…こと…っ。  あっ、あああっ!!」  小鳥遊が突き上げる度、硬く反り返った瑠維の中心が腹にバチンバチンと当たる。  それすらも、体の中を快楽が駆け回らせた。 「んあっ、あああああ…っ!!」  腹にもシーツにも瑠維の透明な蜜が飛ぶ。 「忍、上も塞いでやれよ。  こいつ、痛いのとか、無理強いとか、好きそう…だ…ぜ」 「そうか?」 「上と下、両方に注いでやりゃ、もっと啼くだろうしな。」  暫し思案し、弓削はボトムのフロントを緩めた。  下着の中から引き出したのは、小鳥遊と同じ位太い刀だ。  髪を掴んで上向かせると、弓削は瑠維の口腔へ隆々とした雄刀を捩込む。 「…は……んうっ!!」  ズリュッ!!  一気に口に挿れられた事で、瑠維の後ろは小鳥遊を締め付け、襞がふるふると悦び。  蜜を零す中心は、キュウッと血管を浮かせて蕩けていった。

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