347 / 454
・
「当代一………?」
「当代随一のダイバーは、昨年不慮の事故で世を去った。
双子を身篭ったままでな…」
「………ッ!!」
瑠維は愕然とした。
「そう…。
完全崩壊した精神まで潜り込み、確実に繕う事が出来たのは、水上荊櫻…ただひとり。
あの女以上のダイバーは、一人もいない。
引き戻す事も、壊れた精神を繕うことも、残っているダイバーには出来ない。
技量が伴わないから、数人で精神の海に潜る事も不可能だからな。
璃音はもう戻らない。
荊櫻も既に亡い…。
理不尽でくだらない理由を振り回して二人を殺したのは、貴様だ…瑠維」
すがめられた瞳が、剣呑な光を放った。
「………と、言うわけで…お仕置き再開だ。
玲、思うさま突き上げてやれ。
それこそ、死んだほうがマシだと思うほどにな」
「ああ…。
ずっぷり突き上げてやるよ…」
ズブリ…。
「うあああああッ!!」
引かれた楔が一気に最奥まで突き立てられた。
…グチュッ、グチュッ!!
瑠維の襞を押し開き、小鳥遊の雄刀が突き上げる。
「んあッ!! あああああっ!!」
脳天まで突き抜ける痛みと衝撃に、瑠維は悲鳴を上げた。
恐怖と痛みに、感覚がおかしくなってきて、触れてもいない鈴口から蜜がこぼれ落ちる。
「ほう…。
後ろから突かれるだけで、そんなに漏らすとはな…。
随分淫乱なことだ」
「そ…な、そんな…こと…っ。
あっ、あああっ!!」
小鳥遊が突き上げる度、硬く反り返った瑠維の中心が腹にバチンバチンと当たる。
それすらも、体の中を快楽が駆け回らせた。
「んあっ、あああああ…っ!!」
腹にもシーツにも瑠維の透明な蜜が飛ぶ。
「忍、上も塞いでやれよ。
こいつ、痛いのとか、無理強いとか、好きそう…だ…ぜ」
「そうか?」
「上と下、両方に注いでやりゃ、もっと啼くだろうしな。」
暫し思案し、弓削はボトムのフロントを緩めた。
下着の中から引き出したのは、小鳥遊と同じ位太い刀だ。
髪を掴んで上向かせると、弓削は瑠維の口腔へ隆々とした雄刀を捩込む。
「…は……んうっ!!」
ズリュッ!!
一気に口に挿れられた事で、瑠維の後ろは小鳥遊を締め付け、襞がふるふると悦び。
蜜を零す中心は、キュウッと血管を浮かせて蕩けていった。
ともだちにシェアしよう!