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第2話

なぜ仕事終わりの俺が、1人でラブホテルに行くようになったかというとそれは先輩からの勧めだった。 「ビジネスホテルに泊まるぐらいならラブホいいよ。」 「えっラブホって、ラブホテルですか?」 「そうそう。だってさ、ビジネスホテルは普通の部屋にシングルベッド、朝食付きだけだろ?ラブホはベッドはでかいし、風呂もトイレも綺麗で飯もある。そして何よりオカズが豊富だ。」 「な、なるほど…!」 そんなこんなで先輩の勧めもあり、ラブホテルにドキドキしながら1人で泊まってみた。簡潔に結果だけ言おう。それはもう、すこぶる良かった。 俺は元々性欲が強くて、1日の終わりは抜かないと眠れない。寝酒ではなく、寝射精が必要な男だ。 そんな俺にはラブホテルは天国だった。そして、全国様々な場所に出張に行く俺は、出張先で色んなラブホテルに行ってはしっかり抜いて、すっきりした気持ちで仕事に出向くのだ。 数日に1回はラブホテルでお世話になる生活が数ヶ月続くと人間は慣れるもので、ラブホテルでAVを見ながら抜くのに飽きていた。そんなマンネリ化していた俺は、あるラブホでコスプレがあることに気づいた。男も着れるのかと思いながら女子高生の制服を試してみると、細身だった俺は難なく着ることができ、制服を着ながらオナニーをふると何とも言えない背徳感と高揚感が俺を支配した。 それを機にガタが外れたのか、コスプレだけではなくAVを観ながらアナル開発にまで手を出し、そして今やコスプレをしながらアナルにバイブを突っ込み、その姿を飯や衣装を届けにくるラブホの従業員に見せて興奮すると言う、誰にも言えない性癖が育ってしまった。

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