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第3話 あたってる.......

僕の家に着くと、まるで自分の家かのように蓮斗はズカズカ僕の部屋に向かっていく。これもいつもの光景。 それで気がつくとなぜか、蓮斗の股の間に挟まれる体勢でソファに2人で座ってる。ぼくはいつものように携帯でエッチな漫画を読んでて、蓮斗が肩にあごを乗せて漫画を覗いてくる。 「陸、お前さー、よくこんなの毎日読んでて飽きないよな。」 「もうかれこれ6年以上読み続けてるから習慣みたいなもんだよ。」 「ふーん。変態だなほんと。」 耳元で囁く蓮斗。サラサラの黒髪が首にあたって擽ったい。 てかこの体勢、蓮斗のあそこが当たってる....... ただの幼馴染で絶対にそういう対象としてみちゃいけないのに。さすがにこれは意識しちゃうって....... 「寝っ転がりたいからベッド移動するね」 「だめ。もっと寄りかかっていいから。」 なんでダメなんだよーーっ。そういう問題じゃないんだってばー!でも蓮斗は絶対にどいてくれない。もういいか。諦めろ俺。意識するな耐えろ!

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