映画館に戻って少し経つと暗くなって映画が始まった。 最初の5分くらいは普通に面白いなって思いながら見てたんだけど、なんだか体が熱くなってきた....... ｢んっ.......はぁっはあっ.......｣ 全く映画に集中できない。隣に蓮斗と旭くんがいるって分かってるのに息が荒くなっていく。頑張って声が出ないようにしてるけど2人からの視線を感じる。あそこがはちきれそうなくらいパンパンになっちゃって痛い。エッチなことしたい....... ｢薬、効いてきた？｣ ｢え？｣ ｢あの飴、おまえそーゆー漫画大好きなんだからしってるだろ。媚薬なんだよ。｣ ｢え、媚薬って.......｣ 漫画では何回も見たことがある。飲んだ人はすごく気持ち良さそうな顔で.......僕もあんなふうになっちゃうの.......？今映画館なのに..。 ｢おまえ顔エロすぎ....... わりー晴太、陸が体調悪いみたいだから帰るわ｣ 蓮斗が旭くんに向かって言う。 ｢え？体調わるいならしょうがないか....陸くんお大事に。今度また遊びに行こうね」 ｢晴太に俺とおまえがヤラシイことしてんの見せつけようと思ったけどやっぱりやめた、見せたくねえ｣ 耳元で蓮斗が囁いた。それだけなのにゾクゾクしてイきそうになる。