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普段のあの子♡
「おはよう、さぶちゃん!」
後ろからぎゅうっと抱きつけば、体をビクつかせた後に厨二の仮面をかぶった顔で俺を見た。
「離れろ、力を持たない非力な人間が。神の子である私に近付くとその強力な気で消されるぞ」
「俺、消えてないよ?」
「それは私が力を抑えてるからだ。馬鹿め。私の加護に感謝するんだな」
そのまま腕を振り払って席に着く。
だけど、その耳は真っ赤だった。
俺とさぶちゃんの関係って多分、セフレだよね。そんなの嫌だからアピールしてるのに、さぶちゃんは相手してくれない。
成績優秀で運動もできて、美形なさぶちゃんだけど、厨二のせいでモテないから焦ってはないけどねw
「さぶちゃーん、三郎?」
めげずに机まで追いかけて、セックスしてる時みたいに名前を呼べば過剰に反応した。
「三郎。さぶろう」
どんどん涙目になるさぶちゃん。可愛い。
チラッと机の下からさぶちゃんの下半身を見れば勃ってた。
「三郎、勃っちゃった?」
さぶちゃんは顔を真っ赤にして、俺が机に置いていた手を握った。
「玲ちゃん、どうしょ...」
はい!可愛い!!
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