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帰宅中のあの子♡
「結局最後までサボっちゃったねー」
家路につきながら、俺はさぶちゃんに話しかける。
「フンッ!愚民の発情期には付き合ってられんわ!この私がサボりなど、我が偉大なる父の鉄槌が下るわ!」
あー、お父さんに怒られちゃうんだね。
「なんか、ごめんね」
ぽふって頭をなでれば、顔を真っ赤にしながらキャンキャン吠える。可愛い。
その時、
「あ、あのっ!」
他校生の女の子から声がかかった。
2人してそっちを見れば、女の子は真っ直ぐさぶちゃんを見つめてる。
.....さぶちゃん、厨二だけどイケメンだからなぁ。
俺には可愛く見えるけど。
「堤 三郎くん!あたしと付き合って下さい!」
おお、堂々と言うね。
思わず口笛吹きたくなったよ。
一方さぶちゃんは、女の子からの告白に固まってた。
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