「んー、じゃあ添い寝だけね？」 そう言って、辛そうなさぶちゃんを寝かせて制服のネクタイを解いて横になる。 頭を撫でてあげれば、気持ちよさそうに目を瞑って擦り寄ってくる。 可愛い。 「辛くない？大丈夫？」 「ん...」 うつらうつらとしてきたさぶちゃんに、寝て良いよって言いながら撫で続ける。 「玲ちゃ...キス、したい..」 半分寝ながら言うものだから、少し笑っちゃった。 「いいよ」 いつもとは違うフレンチキスを唇に落とす。 だけど、さぶちゃんは俺の制服を掴んでもっとってねだる。 仕方ないなぁ、って思ってるフリをして更に軽めのキスをする。 「...玲ちゃん、いつもの..」 「ダメだよ。無理させられないもん」 「やだぁ...」 泣きそうな声で言うから、一回だけねって言ってその熱い口内に舌を差し入れた。