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第31話

「綾ちゃん、高校生だよね?」 「はい」 「保健体育受けてきたよね?」 「・・・多分」 「そう・・・。父親や兄弟はいないの?」 ちょっと、そちら方面が疎かなぐらい未発達な綾人に門倉が恐る恐る遠回しの質問をしてみる。 しかし、最後の質問はどうやら駄目だったらしく、綾人の顔を曇らせた。 「お・・・親は僕が小学校のときに亡くなってて・・・、一人っ子だから・・・・」 辛そうに口籠る綾人にしまったと門倉は思い直すと、優しく微笑んで抱きしめてやった。 腕を縛っていたタオルを外し、足のベルトも解いてやる。 「大丈夫だよ。俺が教えてあげる。楽にしててね。とりあえず、皮を剥こうね」 爽やかな笑顔にただされて、綾人は嫌とは言い出せずにギュッと身を固めた。 「はぁ・・・、んっ・・ふぅ・・・へんっ・・なに、これ・・・っ」 綾人のものを上下へゆっくり扱いていくと、いとも簡単にそれは大きくなっていった。 「イッ・・・たぁ・・」 大きくなるそれは皮を破ろうと亀頭がピリピリする。 「や、やめてっ!痛いっ!!それ、痛いっ!!!」 壊れてしまうと涙を流して暴れ出す綾人に門倉はもう少しなのにと、溜息を漏らす。 「綾ちゃん、これはちゃんとしとかないと駄目だよ?男なら皆んな通る道だから、頑張らないと」 説得してくる門倉に綾人はそうなのと、目を丸くした。 「頑張ろう?ね?」 よしよしと優しく頭を撫でて言い聞かせると、門倉は抵抗を和らげた綾人のものへ再び手を這わせた。 「いっ、痛いっ!!」 ピリピリする感覚に涙を流す綾人に門倉は熱い吐息を漏らした。 さっきから幼さと純真さのオンパレードにクラクラする。 何も知らないこの体と頭にヤラシク淫らなことを教え込むのが自分なのだと思うと止め処ない欲望が溢れてきた。 泣いて気持ちいいと縋り付かせたい。 何度も何度もこの綺麗な体を汚して、自分色へ染め上げたいと思った。 ・・・・くそ、予想外過ぎてイカれそうだ

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