ウザい キモい 最悪 体育の授業、あの美しい西條 ざくろがまさかのサボりの為に綾人は親衛隊達とくるくるメンバーを変えながら柔軟体操を行っていた。 ほんのり暑い季節に向かってきた為に、生徒は皆、半袖半パンのなか、綾人だけは長袖長スボンを着ている。 「おい！白木の足撫でんなよ！」 「お前こそ、脇腹触ってただろ！」 「こら！腰に手、回してんじゃねー！！」 授業が成り立たないぐらいの喧嘩が巻き起こり、体育教師の岩川 宏（いわかわ ひろし）が厳しい顔つきで綾人を睨みつけた。 決して自分が悪いわけではないが、綾人は決まっていつものように頭を下げる。 「・・・すみません」 「・・・白木、俺の所へ来なさい」 教師に言われ、綾人は少し顔を曇らせて躊躇う。 「ほら！早く来い！！お前が原因で授業が進まないんだぞ！俺がペアを組んでやる！」 高圧的な物言いで綾人の腕を鷲掴むと、岩川は綾人を自分の前へと引き寄せた。 「今日は体をほぐす柔軟体操を重点的にする！見本を見せるから、各自二人ペアで同じようにするように！」 そういうと、岩川は綾人を床に座らせ足を大きく広げさせると後ろから覆いかぶさるように全体重をかけて押し倒しす。 「い、痛いっ・・・！せ、んせ、痛いっ！！」 元々、体は柔らかいが押しつぶされる圧迫感や痛みに顔を歪めて訴えると、岩川はゴクリと喉を鳴らして綾人の上から退いた。 そして、仰向けに転がらせる。 「な、なに！？」 「体が硬いみたいだから、ほぐしてやるんだ。息を吸って楽にしろ」 明らかに目の色を変えた教師は、綾人の足首を持ち上げるとぐるんっと体をくの字に曲げるように押し付けた。 「ふぅっあ！！」 苦しくて身を捩ろうとしたとき、パンっと臀部を叩かれ阻止される。 「ほら！動くな！怪我したらどうするんだ。痛いなら大きく息を吸ってゆっくり吐き出せ」 命令するように言われ、綾人はそれを拒みたかったが周りの視線もあり、従わざる得なかった。 小さく息を吸って、細く息を吐き出しながら羞恥に塗れる態勢を赤い顔で受け入れる。 そんな綾人に周りはドキドキ心臓を高鳴らせて己の柔軟体操などそっちのけで見学に没頭していた。 「ひぃっ、んっ！」 岩川は綾人の足を離すと、うつ伏せに寝転ばせ今度は腰のみを高く上げさせて状態を屈ませたりと卑猥なポーズを幾度となく強いた。 クラスメイト達のピューっという口笛や冷やかしの歓声を受け、泣きたい気持ちを堪えてその後も続けられる卑猥な「柔軟体操」という名のセクハラを綾人は一時間みっちりと受けさせられた。