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第128話
「い、嫌だ!やめてっ!!」
宏樹が連れてきた友達は三人。
背が高くてガタイがいい。何か、格闘技なりスポーツなりしているのか大柄な男達に綾人は涙を浮かべて部屋の中を逃げ惑った。
隙を見て逃げ出そうとしたが、玄関を封鎖された結果、宏樹を含む四人の男に挟まれて綾人は呆気なく捕まってしまう。
手を掴まれてリビングの地べたへ投げつけられた。
「た、助けてっ!!」
カタカタ震える体を直ぐに起き上がらせて、這い蹲りながらも扉を目指そうとするが、肩を蹴り飛ばされ、再び地面へ倒れた。
「っ!!!」
従兄弟とその他三人の男は目を細めてニヤニヤ笑っては自分との距離を詰めてくる。綾人は耳の奥でガンガン鳴り響く恐怖の自分の心臓の音に逃げるように後退った。
「もったいぶんなよ。寮ではヒイヒイ悦んでんだろ?」
宏樹がなじるように綾人へ毒を吐き捨てると、友人三人は下卑た笑みを浮かべて嬉しそうに綾人の足首を掴んだ。
「男なんてありえねぇって思ったけど、これなら全然イケるな!」
「俺も!すげぇ、興奮する」
「俺も!俺も!この泣き顔がまたクるよな!」
怯える綾人を前に下半身を膨らませては手を伸ばしてくる三人の男に綾人はバタバタと手足を動かして抵抗する。
「力、弱っ!何それ、本気の抵抗?」
難なく腕や足を押さえつけてはクスクス楽しそうに笑う従兄弟とその友人に綾人は悔しそうに眉間に皺を寄せた。
「イ、イヤぁァーーーーーッ!!!」
両手足を押さえつけられ、Tシャツを捲り上げられると、白い肌とピンクの飾りが二つ露わになった。
それに四人の男がゴクリと喉を鳴らしては一気に興奮状態に陥ったのか、息を荒げ始めた。
「マジでいいな・・・。つーか、本当に使い込んでんの?」
男の一人がぼやきながら綾人のズボンと下着を力尽くで脱がせると、足を大きく開かせた。
「やっやっやだっ!!!」
最近剥けた小ぶりのピンクの性器と足を持ち上げ、開かされたことで最奥のピンク色の蕾が男達の前に晒される。
「そりゃ、こんなん毎日側にいたら腰振りまくるに決まってんだろ?」
宏樹がビデオカメラを片手に羞恥で全身を真っ赤に染めては男達に押さえつけられる綾人を撮り始めた。
「や、やめてっ!お願いっ!!お願いします!!」
泣きじゃくりながらなりふり構わず、必死に懇願するも、綾人が必死になればなるほど男達の顔は残酷に歪んでいった。
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