「あっあっ・・・、お、奥やだぁ・・・ッ・・こ、わいぃ・・・」 奥を突く度、密着する体が跳ねて甘い声を上げる綾人を門倉はしつこく何度も自身で突き上げた。 「はぁッんっ・・、イ、イきそうっ・・・もうっ、そこダメぇえ・・・」 壁へ押さえつけられている手の指先が真っ白になるぐらい強く力を込める綾人は目の前をチカチカさせて小ぶりの自身から白濁した液を吐き出した。 その間も門倉の責めが止むわけではなく、最奥地にある壁の窪みへ先端を食い込ませると小刻みに腰を振られる。 「ふっ、はァアぁあーーーッ、イ、イってるぅっ・・、イってるから待ってぇえーーー！！」 逃げることの出来ない体を痙攣させ、繰り返される地獄の快感に涙と涎を垂らして、綾人は泣き喚いた。 「このまま連続でイって」 耳の中へぬるりと舌を滑り込ませて、もう一度イけと命じる門倉に綾人はぶるぶると体を震えさせた。 「ぁひいィ・・・ッ、イ、イぐぅ・・また、イっちゃァアーーーッ・・」 瞳孔を開き、視界を歪めて2度目の精を呆気なくも放つ綾人に門倉は良い子だと今度は大きく腰を打ちつけ始めた。 「くっ、はぁあん・・・ッ、や、やめっ・・待ってぇ・・・むりぃ・・、しんじゃ・・・・」 体を離され、代わりに腰をグッと引き寄せられて、前立腺を擦り上げると同時に奥の壁の窪みへ何度も何度も突き上げてくる刺激に綾人は地べたに額を押し当てる。 「綾、気持ちいい？」 荒い呼吸と余裕の無さそうな声が背中へ降ってきて、綾人は悲鳴を上げるように叫んだ。 「き、もちいぃ〜・・・、はぁ・・き、もちいいよぉ・・・・っん、せんぱぁ・・アッアッア、また・・・」 絶頂の波が再び押し寄せたのか床へ爪を立ててガリガリ引っ掻く綾人は腰を突き出した。 それを見た門倉は可愛いと口元を笑みにして自身も欲望を放つためにラストスパートをかける。 パンパンっとリズミカルな音で腰を打ちつける度に綾人のものから蜜が飛び散り、甘い悲鳴が上がった。 「キャアッ・・・アッ、ンッ・・んっ・・・イ、いいっ・・・せんぱぁ・・、いくぅ・・・、イくぅーーーーっ・・」 背中を反らせ、全身を硬直させると綾人は叫び声と同時に達した。 それとほぼ同時に門倉も綾人の中で欲望を爆ぜると、今度は愛しさに駆られて震える体へ倒れ込むように抱きしめた。 「すげぇ、気持ちいい・・・。はぁ・・・、綾好きだ。本当に好き・・・」 うわ言のように好きと囁きながら後頭部やら首筋、背中へ口付けていく門倉を綾人は情事の余韻で脱力したまま身を任せた。