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第158話
「ヒッ・・、ヒィぁァアーーッ、ら、らめぇ・・ひぃぬぅ・・・っ、アッアッ・・うぅ、ぁあんっぅ・・・」
宣言通り、綾人は門倉が何度達しても体を離してもらえずにいた。
逃げようと地面を這うものの、すぐさま引き摺り戻されては逃げた罰だと言わんばかりに鉄杭を打ち付けられる。
欲望を放たれ過ぎた蕾からは収まりきらない門倉の精液が溢れ出てくる。更に、追加だと言わんばかりにまた欲望を飲み込まそうと腰を打ち付けていた。
「綾っ、イきそう・・・、受け止めて」
荒い呼吸と共に自分を貪るように腰を振る門倉に綾人は半狂乱に叫んだ。
「無理ぃ・・・、もう、入らないっ!ぁあッ、だ、出さないでぇ・・・く、るしいのっ・・ッンァ・・・ァッアッァァーーーッ」
奥の壁へ当てるように腰をグイッと突き出すと同時に爆ぜた門倉は満足そうに長く息を吐き出した。
それを、ビクビクと体を痙攣させては己の中へ注がれる精液の感触に綾人は舌を突き出し、涙と涎を流す。
とりあえず、満足いくまで発散した門倉は床に転がる綾人へ目を向けた。
「あっ、ごめん。これ、外してなかったね」
綾人はイき過ぎるという理由から訓練を兼ねてコックリングを付けたのだが、自分に夢中になり過ぎてそれを外してやることを門倉は忘れていた。
綾人も最初こそ苦しくもがいていたのだが、そんなことに気をとられる余裕すらないまま門倉からの地獄の快楽攻めに忘れ去っていたようだ。
「足開いて。外してあげるから」
ズルりと自身を抜き取り、うつ伏せにしていた綾人の体を仰向けにしては大きく足を開かせる。
綾人のピンクの性器は赤く鬱血していて痛々しいものになり変わっていた。カチッと銀の輪の戒めを解いた瞬間、綾人のものからドバドバと、精液が溢れ出る。
「んんっ、はぁんぅぅ・・・ァッ・・」
額を押さえて、忘れていた快感が全身に広がり綾人は陸に上げられた魚のように体を跳ねさせて蜜を振り撒いた。
「はぁ・・・、もう一回したいかも」
その姿がやらしいと、太ももを撫でてくる門倉に綾人はむせび泣きながら懇願した。
「む、むりっ!お願いっ、他のことならなんでもするからぁ・・・、や、やめて下さいっ・・・・」
体が壊れてしまうと泣いてしがみ付いてくる綾人に門倉はムラムラした。
泣かれたら泣かれるほど自分が燃えることをまだ綾人は分かっていないようだ。
「じゃあ〜・・・、その可愛いお口でご奉仕して?」
組み敷いて泣かせ崩すのも一つだったが、これ以上すると気絶し兼ねない綾人にもうすぐ始まる打ち上げ花火を見せられないのは惜しいと考えを変えた門倉は今度は綾人のテクニックを磨かせることに趣向を変えた。
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