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第164話
「キ、ィアァヤァァーーー、し、しぬぅ・・・誰かっ、たすけ・・・狂うっ、狂っちゃあぁぁァアーーーッ」
先程の数珠のスイッチを再び最大に蠢かされ、更に追加で綾人は尿道へ細長い尿道バイブを突き刺された。
そのバイブへも5段階ある強さに対して3段階まで上げられたバイブの振動の強さに綾人は気が狂ったように絶叫を上げた。
一方、門倉はベッドへ腰掛けながらも、綾人を放置していた。実はまだ終わっていなかった生徒会業務の資料を持ち出して、予算案の計画に明け暮れる。
「た、たすけ・・・・あぅ、い、イくぅ・・出し・・・たぃ・・・ひ、ひ、ィヤァ、中ヤダァぁあ・・・アッァアーーー・・ゥゥァァア・・・」
ガクガク震えて出す事も叶わず綾人は何度目かの絶頂を迎える。
しかし、どれだけ達しても、前も後ろも変わらず地獄の刺激を繰り返すオモチャに綾人は叫び続けていた。
「ん?綾、イッたの?」
資料へ集中していた為に綾人の声が聞こえていなかったのか門倉が顔を上げて涼しげな声で聞いてくる。
「はっ、はひぃ・・、イッたぁ・・・・ァア、でもっ、またイくぅ・・、やっ、イヤァアぁあーーーッ・・」
腰を突き出し、気が触れた様に泣き叫んでは体をビクビクと跳ねさせる綾人を門倉は冷静に観察した。
「気絶しそう?まだ、駄目だよ?」
本番残ってるでしょ。と、自分本意な言い分を投げつけてくる門倉に綾人はキャアキャア叫んだ。
「ゆ、るひてぇーーーッ、もう、お願っ・・、アッァァ・・・、助けてくらさっ、せんぱぁ・・、門倉せんぱっいぃーーーっ・・・」
「はいはい。分かった、分かった。それより、綾ちゃんグズグズだねぇ〜。玉が3つもでてきてるじゃん」
駄目だなと、ツプツプ蕾の中へ銀の玉を押し戻すと、綾人は苦しいと顎を反らせて息を詰めた。
「ん。可愛い・・・。前の棒、ちょっと揺するよ」
弱りだした綾人の反応を見ようと赤黒く鬱血する綾人のものへ手を伸ばし、尿道に突き刺さるバイブを上下に揺する。
「ギィぁあんっぅ、あゔっ、アッァァぅあァアーーーッ、こ、壊れるぅっ、イってるぅ・・・イき続けてるぅーーーッ」
繋がれた腕をガンガン引っ張っては悲鳴を上げて体を捩るように逃げる綾人を門倉は危ないと押さえつけた。
「暴れないの!お仕置き追加するよ?十秒ジッとしてたら許してあげるから」
涙を流す大きな瞳が優美に微笑み終わりを告げる門倉の言葉に輝きを放った。
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