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第200話
「大丈夫。痛いことは絶対しないから」
怖いぐらいの優しい声で自分を宥めてくる門倉はその細長い棒をローションに浸した。
それを揺れる瞳で見つめていた綾人の視線を奪うように顔を上げさせてキスをする。
優しく甘く口内へ舌を這わせて、弱い上顎を丁寧に舐めては舌を吸い上げた。
「んぁ、はぁふっ・・・、ンッ・・ンンッ・・・」
気持ちが良いのか、瞳をとろんとさせて体の力を抜かせると頃合いを見計らって綾人のものを握りしめ、尿道へあの針を突き刺した。
「んはぁんぅ、・・・んんぅ、ァッあぁぁあーーーッ」
一気に体を強張らせ、夢のような快感を剥ぎ取られた綾人は顎を反らせて絶叫を上げた。
そのままその針を上下に動かされ、泣きわめく。
「ひぃ、ひぃぎっ、イヤァァッーーーッ、イ、イってるぅーーーッ、アッ、キィァァーーーッ」
頭を抱えて瞳孔を広げ、半狂乱に叫ぶ綾人に門倉はガツガツ腰を振った。
そして、止めていたローターの振動をMAXにし、尿道に突き刺した針を奥深くに埋め込んで遠隔操作のリモコンでバイブのスイッチを入れる。こちらも、もちろんMAXで。
「き、キャァァーーーッ、はうっ、あっうぅ・・・、アァーーーーーッ」
言葉もなく、ひたすら酸素を求めるだけの悲鳴をあげては体を跳ねさせる綾人に門倉は押さえつけるように抱き締めると、中を捏ねるように腰を回した。
「気持ちいい・・・、もってかれそうだ」
痙攣と収縮を繰り返す綾人の中をバイブが震えて堪らないと門倉が吐息を漏らした。
「はっひぃ・・・、くるしっ・・・しぬぅ・・、目が・・・」
壊れたように体が大きく震えて、綾人は目の前が白く霞むのが怖いと涙を流した。
気持ちいいのか痛いのかすら、もう分からないその快楽に意識を失う瞬間が来たことに喜びが胸に広がった。
頭の中が真っ白になり、脳が痺れると息をとめたとき、意識をそのまま手放した。
それを見た門倉がキスをして酸素を送り込むと、最奥の壁へと自身の欲望をぶちまけた。
息を吹き返す綾人ではあったが、意識は取り戻すことはなく、全身をびくびく跳ねさせて痙攣を繰り返している。
自身をを引き抜いたあと、尿道バイブとローターを取り出し、銀の輪を外してやった。
一際大きく体を跳ねさせる華奢な体は蜜を勢いよく噴射させたあと、どろどろと際限なく汁を滴らせた。
後ろの蕾からも門倉の放った精液が流れ落ち、綾人の体はボロボロだ。
「ヤバいな・・・。無理させ過ぎた」
意識を失い、屍のようにピクリと動かなくなった綾人を前に流石の門倉も焦った。
胸へ手を這わせ、トクトクと少し早い心臓の音を確認して安堵する。
そして、苛め損ねたとピンクの乳首を摘みあげる。
「来週はこっち、イジメようね?」
愛おしいと、全く反省していない門倉は綾人を抱き寄せて可愛いと顔中へキスの雨を降らせた。
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