「っんぁ、ァア・・・ぁゔっ、ゆ、ゆっくりしてぇ〜」 綾人が達しても尚、門倉の攻める勢いは治らず、何度も何度も腰を打ち付けられた。 「ヤバッ・・・、っ・・気持ちいいっ・・・」 達したことで綾人の中の締め付けが一層キツくなって、痙攣を起こす。 その刺激に低く唸ると奥の壁に門倉も精を爆ぜた。 「あ、熱ぃ・・・、んっァア・・な、なんで？まだ硬いっ！！？」 熱いものが確実に自分の中でジワジワ広がる感覚に門倉が達したのを感じたのにどういった訳か、中を埋め尽くす鉄杭は一向に収まる気配を見せなかった。 「駄目だ。綾が可愛すぎて止まんねぇ・・・」 来ていたシャツを脱ぎ捨てると門倉は震える綾人の体を繋がったまま抱き起こし、自分の腰の上へと乗せた。 「アッアッ・・・、それヤダッ・・怖いっ・・」 自分の体重も重なって深く奥まで貫かれるこの体位を綾人は嫌がる。 が、そんな言葉も勿論無視する門倉は下から激しく綾人を突き上げた。 「あ、当たってるっ・・、奥、怖いっ・・・はぁうっ、それダメッ・・壊れるぅっ」 「クソッ、可愛い・・・。もっと自分でも腰振って」 泣いて抱きついてくる綾人の快楽に歪む顔が可愛くて門倉は細い腰を鷲掴み、思い切り揺するった。その激しい刺激に天使は体を震えさせて悲鳴をあげる。 「アッアッアァーーーッ、イ、イッちゃぁ・・・門倉せんぱぁ・・、またイっちゃうぅッ・・」 我慢出来ないと自分のものへ手を伸ばし、両手で懸命に上下に扱き始める綾人の卑猥な姿に門倉の興奮が増した。 「あっあっあ・・ぅ、で、でるぅ・・、きもちいっ・・・きもちいいっ・・・」 快楽に完全に堕ちた天使に門倉は綺麗だと笑うと、自分も合わせるようにドクドクと白濁の液を綾人の中へと放った。 その熱に細い体はビクビクと跳ね上がり、小刻みに震える体を助けて欲しいと門倉に擦り寄せる。 「今日は綾が嫌なことはしないから。どんな風に抱いて欲しい？俺に教えて？」 可愛い、可愛いと頬擦りし、とろんと瞳を蕩けさせる綾人に門倉が甘やかせるように聞いた。 すると、綾人はその問いに縋るように懇願した。 「あのね・・・、おもちゃはやだ。先輩のだけがいい」 情事の後のぶっ飛んだ快感にて朦朧とする頭で答えているのだろう。 日頃なら決して口にする事のない卑猥なリクエストに門倉は面食らう。 このあやふやな意識を彷徨う綾人を覚醒させないように門倉はもっと淫らな言葉を引き出そうとゆらゆらと腰を揺らした。 「アッアッ・・・、だめっ・・お腹苦しいぃ・・・」 自分の放った大量の精液を言っているのだろう。くちゃくちゃと音を出し、中をかき混ぜると綾人のものがピクピク反応を見せた。 「やめる？」 本当に苦しいなら可哀想だと、門倉が動きを止めると綾人は首をふるふる横へ振って甘く強請った。 「やめちゃ、だめっ・・・、せーえきもっと出してぇ・・」 「どうやって、どこに出せばいい？」 蜂蜜色の瞳が虚ろに揺れ、煽られる門倉は意地悪く嗤うと綾人の顎を掴んではっきり言えと強要した。 綾人は紅茶色の熱情に駆られる瞳を見ると、ブルっと体震わせ、舌ったらずな言葉で門倉の理性を剥ぎ取った。 「お、しり・・・いっぱい突いて、奥の壁にいっぱい出してっ」