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4 そんなの、ほんとうに!!⑤

退路は絶たれた…… リムジン後部座席に逃げ場はない。 眼前にムクムク↑↑黒ブーメランが、どんっ!! 先っぽ。 いびつに膨らんだ包皮で守られていない場所。 (藤弥さん自身が、こんにちは、してる~) プクリ、と。 小さな孔から湧き出て、盛り上がっているのは、先走りだ。 車中でワイセツ行為をしている場合じゃない。 「ミラノ!」 とっさに口をついた。 (そうだよ、藤弥さん) イタリア ミラノ行き航空券! 俺は空港へ行く途中で。 藤弥さんもミラノへ一緒に行くって! 飛行機が離陸してしまう。 「股間を膨らませた、こんな状態の私を乗せる気かい?」 「それは……」 藤弥さん……大きいから。 空港を歩いたら擦れ違う人が皆振り返り、はち切れそうなパッツパツおズボンに注目するよね。 保安検査で、パッツパツおズボンの中身……ボディチェックされるよね。 (飛行機、乗らせてくれるのだろうか) 「機内は液体持ち込み禁止だ」 「うん、そうだけど」 液体? ペットボトルの話かな。 「私の股ぐらは、汚れた白いミルクでパンパンだよ」 「あなたはァァァーッ!」 黙っていさえすればカッコいいんだから! 「持ち込み禁止に決まっとるわッ」 卑猥なミルクなんて。 「そうだ。持ち込み禁止だから、今ここで出さないと搭乗できない」 体を引き寄せられた。 「離陸まで時間がない」 屈強な腕に包まれて。 熱い胸の中で、熱い鼓動が囁く。 「脱がし合いっこの続き、しようか」 まだやるのかっ 脱がせる競争!? (俺が藤弥さんのおパンツを脱がさなければ、俺のおパンツが藤弥さんに脱がされてしまう!) 俺が、藤弥さんのおパンツを脱がせれば…… 「お前の勝ちだ。私のムクムク♪性器は、お前のものだよ!」 「フギャアァァァ~♠」 いらん、いらん、いらん!! そんなのいらんーッ!! 「おや、このサイズじゃ不満か?……これなら、どうだ★」 どんっ!! 「ミギャアァァァーッ」 また大きくなった。 ほとんど出てるじゃないか。藤弥さんのち…… おパンツがおパンツの役目を果たしてない。 「ムクムク♪」 「言うなーッ!」 効果音いらん。 藤弥さんのアレが、ムクムク↑↑なのは分かってる。 ………………こんなものッ 性器の形くっきり★ 黒い布地越しに、竿も、根元のタマまで形がはっきり分かる。 辛うじて布地で覆われているだけ。性器を見ているのも同然だ。 中身の飛び出しているおパンツを脱がせ意味あるのか。 「あるよ」 藤弥さんが断言した…… 「お前に脱がされるのを想像するだけで、興奮するよ」 ムクムクムクン♪↑↑ ギャー!! 股間の百獣の王が、また大きくなったー♠

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