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第2話 ルーティーン

家に帰ると一直線で自分の部屋のベッドにダイブする。 「あ〜まじ疲れた。」 フカフカの枕に顔を埋める。 月火水木、学校が4時に終わり、家に帰ってきて5時から10時までバイトの日々。しっかりと睡眠をとっても疲れは蓄積していく。 「ねみぃ.......風呂入って寝よ。」 ダルくて重たい体を風呂まで引きずり、シャワーを浴びた。 面倒くさいから浸かりはしない。 「ちょっと和真〜 もっとゆっくり浸かりなさいよ。」 「うるせぇ。疲れてるからもう寝るわ、おやすみ。」 「.......もう。おやすみ。」 自分の部屋に向かって、再びベッドにダイブして目を瞑ると、あっという間に眠りに落ちていった。 ---------------------------------- プルルルル アラームの音で目が覚める。 .......学校行くのめんどくせえ。 ふあぁあ と口を開けて大きな欠伸をする。 でも高校三年生で勉強が大事な今、簡単に学校は休めない、というか休むなんて親が許さない。 朝ごはんを食べ、寝癖をなおし、コンタクトを入れ、制服に着替える。常日頃からのルーティーンを完了していつも通り学校に向かった。

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